先生!!殺していいですか? ~迫り来るもの~

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山田 涼介side



勝利はハサミの刃を自分の胸に突きつけた



血が溢れ出る



俺は上着を脱いで傷口に押さえつけた



ym「望、救急車‼︎」



nz「お、おん‼︎」



望に救急車を呼んでもらっている間にも勝利の傷口を押さえつける



ym「なんで自分刺してんだよ‼︎



おい、勝利‼︎」



nz「後5分で着く‼︎」



ym「風磨に電話‼︎」



nz「わかった」



fm『もしもし？』



ym「風磨、勝利が自分で自分を刺した‼︎」



fm『…はぁ⁉︎』



ym「今傷口を押さえてるけどどうしたらいい⁉︎」



fm『…呼びかけを続けて。



気絶させないで』



ym「わか…った‼︎」



俺は強く押す



sr「…死なせて。



聡とマリウスの元に…逝かせて」



ym「２人とも必死に生きてる‼︎



だから勝利も生きろ‼︎」



その後、救急車が来て勝利は病院に運ばれた



…頼む、生きててくれ



『山田涼介さん』



後ろから警察に声をかけられる



『…少しお聞きしたいことがあるので署までご同行願えますか？』


　
ym「…はい」

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