先生!!殺していいですか? ~迫り来るもの~

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山田 涼介side

　

今日は俺が日直



部活が終わって制服に着替えようとしている生徒とかを見送りながら鍵がかかっているかとか電気は消えているかを確認していく



ym「ありゃ…このクラスまた電気ついてるよ。



後で言わなきゃ…もう」



なんか決まってこのクラスだけついてるんだよな…



文句を言いながら電気を消す



ym「あぁ…このクラスは鍵が空いてる。



不審者が来た場合、対処は俺なんだけど…」



全く



鍵を閉めて全部を確認し終えた時、悲鳴が聞こえた



誰かが侵入…⁉︎



急いでそっちに向かうと不審者じゃなかった



ym「勝利⁉︎」



勝利が立っていたのだ



その手には…バット



そして足元には恐怖で座り込んでいる生徒が数名



生徒の波長は乱れまくっているけど反対に勝利の波長は全くと言っていいほど乱れてない



勝利はバットを掲げて生徒を殴ろうとする



ym「勝利‼︎」



俺は勝利を止める



ym「何してんだよ、勝利‼︎



生徒襲うとかカウンセラーとしてあり得なさすぎだろ‼︎」



勝利は何も反応しない



ym「職員室に逃げろ‼︎



俺が話を聞く‼︎」



生徒たちはうなずいて職員室に逃げた



ym「…くそ」



波長の波があれば猫騙しを当てられるのに波はない



ym「勝利、ごめん」



俺は勝利の後ろ側に周り、首を手刀で叩いた



勝利はその場に倒れ込む



俺は勝利を背負って職員室へと向かった

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