先生!!殺していいですか? ~迫り来るもの~ (ページ26)

今日:13 hit、昨日:28 hit、合計:37,307 hit

32-3 ページ26

山田涼介side

jnt「本当に…無茶なことばっか言うよな」

ym「ごめんって。

今度何か商品買うから」

jnt「5桁以上条件」

ym「…善処します」

jnt「勝利もやで？」

sr「え⁉︎

…せめて4桁で」

そう言いながら俺たちは舞台に向かう

俺たちの第2の刃…見せてみようか？

ym「さて、皆が不思議がっているのは俺の受け持っているクラスの出費が異常に多いことだよね？

そしてその理由が会社による出費だけどその社長が俺の元クラスメイトでそれは不公平だと言いたいんだよね？」

『その通りですが？』

sr「…中学生ってこんなにめんどくさい子って多かったですっけ？」

jnt「嵐でもそこは認めてくれたけどな…」

『それとも先生が土下座しますか？

そしたら生徒は土下座しなくて済みますよ？』

ym「…いい脅しだね？」

殺気を放って威圧するんじゃない、話し合うんだ

ym「俺が土下座したらS組を審査の対象内に入れてくれる？

今回の学園祭、S組も他のクラスに負けないように頑張ったんだから」

『そ…それは…』

ym「それに予算オーバーだって言ってるけどちゃんと読んだ？

S組が使ったのは…あの塀のレンタル代だけだよ」

jnt「言っておくけど、」

あの後、おそらくこうなるんじゃないかって読んだ俺たち

淳太にレンタル代を聞くとちょうど使える予算ぴったりだった

だから塀はS組のお金で借りた

『だったら…あの衣装は⁉︎

曲は、照明は⁉︎

明らかにプロの力だ、その人たちの…』

sr「プロだけがやったなんて、いつ言った？」

今度は勝利が反論いてくれる

sr「あれはS組の子たちが作ったものだ。

やり方を教えてくれただけだよ」

『…屁理屈すぎる』

sr「生徒会は会報に載せるために写真撮ってたでしょ？

その写真なら、ここにある。

照明のプログラム、衣装の作成、大人の力は借りたけどほとんど生徒の手によって作成されたもの。

…それでも何か？」

『曲…については⁉︎

あの有名な人たちに作ってもらったもの、ダンスもだ。

無償でだなんて…』

iw「あのダンスは俺が考えたんだよ」

岩本が声を出す

jr「それは事実、嘘なんてついてねぇからな!!」

ym「皆…」

jnt「あの2人は俺からお礼しといたわ。

特に片方は…な？」

シゲは淳太にウザ絡みが多いからね

ym「さぁ、全部説明したよ？

これでもまだある？」