先生!!殺していいですか? ~迫り来るもの~ (ページ25)

今日:4 hit、昨日:29 hit、合計:37,148 hit

32-2 ページ25

向井康二side

俺たちは体育館に集められた

…ここで、発表される

　
『それでは今回の学園祭で最優秀賞に輝いたクラスの発表です…』

『待ってください、校長先生!!』

校長先生が発表しようとしたら生徒会が手を挙げた

『今回の審査にS組は入っているのでしょうか？』

『えぇ』

『それはおかしくないですか？

なぜならS組は明らかに予算をオーバーしている!!』

他の人たちからもヤジが上がる

hkt「それは会社と契約を結んで出資してもらってもいいっていう条件の下に行ったこと、何も規則は破っていない!!」

『それが無関係な会社だったらね？

なんでもここの会社の社長と担任の先生は元クラスメイトだっていうタレコミがあったんだ。

そんなの公平の何物でもない、よって今回S組を審査から除外することを提案する!!』

…コールが入った

『そうだ、阿部くん。

キミはS組が最優秀賞になるって言ってたよね？

残念ながらそれは叶いそうにない、今ここで俺たちに生意気な口を聞いた罰として土下座してもらおうか!?』

今度は土下座コール

…誰も見ているだけで助けてくれない

…ここでは大人しくしてよ思ったのに

mm「ちょ、康二⁉︎」

ym「土下座なんて…中学生にそんなものをさせる理由なんてないのに」

俺が舞台に上がって殴ろうとした時、入り口から山田先生の声が聞こえた

全員が入り口を見るとそこには山田先生と佐藤先生が一緒におった

そしてその奥には…あの会社の社長さんが