先生!!殺していいですか? ~迫り来るもの~

34-3 ページ36

山田 涼介side

　

ym「医者…？」



iw「今、アイツを見てくれてるのは医者。



いつしかそうなった人たちのために…俺もなってみたい」



ym「…ただ治すのが医者の仕事じゃないよ？



心のケア、患者さんのご家族との接し方、照は出来る？」



iw「そのために学ぶ。



それが…学生の本分なんでしょ？」



全く…その通りで



yg「俺はまだ未定。



でも…誰かと協力出来る仕事に就きたいなって思ってるよ」



高地はまっすぐと俺の目を見る



ym「それだったら…心理学とかどう？



高地、笑顔が優しいから皆気軽に話しかけてくれると思うよ」



yg「笑顔だけじゃないけどね、優しいのは」



sk「俺はカウンセラー。



俺と阿部ちゃんの心みたいにSOSを簡単に出せる人なんていない。



だから…俺が気づいて俺が助けてあげるんだ」



こちらもまっすぐ



ym「成長したね、佐久間」



sk「ニャハハ、山田先生のおかげだよ」



ym「え…？」



sk「S組が変わってきたのも、【SixTONES】の皆とあんなに仲良く話せるようになったのも…山田先生が担任じゃなかったら出来なかったことだよ。



…ありがとう」



ym「そんな…卒業式に行ってよ」



je「…俺は誰かを助けられる知識も、金もない。



けれども…だからこそ、こうやって寄り添える形になりたい」



ジェシーは医者



ym「…相変わらず似てるね」



je「あ…嘘」



ym「どこまで一緒になるんだろう」



fk「SNSの怖さはこのクラスの中で1番知ってる。



その被害を少なくするため、さらに知りたい」



ym「サイバー対策…深澤らしい」



fk「卒業したら山田先生のスマホにいる人、欲しいな」



nz「絶対嫌やからな‼︎」



何があったんだ…



dt「俺は料理を学びたい。



俺が作った料理で…いろんな人を笑顔にしたい」



ym「宮舘の料理か…楽しみかな」



そういうと照れ臭そうな顔をした



そんなに照れることないのに

34-4→←34-2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す