先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

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山田 涼介side

　

残り1人…



俺はゆっくり近づいていく



生徒に手を出したからボコボコに…



そう考えていると頭に何かが当たった



ym「痛って…」



投げられたのは…鞘？



そっちを見ると岩本が肩で息をしていた



iw「もうよくわかんねぇけど…担任が人殺しにはなってほしくないからな。



このスマホの指示に従っただけ」



俺のスマホ…



画面では望がグットサインをしていた



なんか…薔薇島のことを思い出すな



mm「先生…こっち限界…」



目黒が俺を呼ぶ



そうだ…ラウール!!



俺も一緒になってその手を引っ張る



『クソが…なめ腐ったマネしやがって…!!』



残っていた高校生がナイフを取り出す



マズイ…このままだったら誰かが怪我をするのは確定…



ab「ねぇ、佐久間？」



sk「は…はい…」



ab「誰なんだろね、あのナイフで刺されるのって」



sk「え…っと…」



…何やら佐久間の様子がおかしい



ab「大切な人かな？



佐久間にとって大切な人って誰？



自分？



それとも…仲間？」



sk「あぁ…うわぁぁぁぁ!!」



ym「佐久間!!」



佐久間は半狂乱になりながら高校生に突っ込んでいった



あのままだったら刺される…



ym「…皆、手を離して」



kj「え？」



ym「俺とラウールで落ちる!!」

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