先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

第7時間目　帰宅の時間 ページ38

山田 涼介side
　


ym「痛ててて…」



俺は腰を押さえる



修学旅行から数日



飛び降りた俺は骨折こそなかったけど全身打撲



動かすたびに痛い



sr「望から聞きましたよ。



文字通り、清水の舞台から飛び降りたって」



ym「あはははは…」



勝利が軽く腰を突く



ym「痛い‼︎」



sr「いくら僕らに烏間さん仕込みの護身術があるからって無理しちゃダメですよ。



烏間さんも言ってたじゃないですか」



ym「…気をつけます」



殺せんせーがいたらすごい怒られそうだし、なんなら望が残してたスマホの中の殺せんせーのデータで怒ってきたし…



sr「…でも、なんだかS組の雰囲気が良くなった気がするんだ。



なんとも言えないけど…殺せんせーと会った時のD組みたいな感じ」



ym「それは俺も感じてる。



俺…殺せんせーに近づけてるかな？」



sr「それは、山田くんにしかわかりませんよ」



勝利はまた突く



ym「痛いの‼︎」



sr「ま、何かあったら頼ってください。



臨時カウンセラー、クラスメイトの願いならば何度でも聞きますよ」



ym「はは、ありがとう。



そうだ、これお土産」



sr「ありがとうございます」

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