先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

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目黒 蓮side


　
…皆と京都を回っていて楽しい



kj「いや〜、清水おっきいな‼︎」



fk「なぁ、これってネットで話題になってるやつだよな⁉︎」



皆も興奮気味だ



康二は色々なところ教えてくれるし



ab「これ、清水の舞台じゃん」



nb「たっけぇ…」



dt「こんなにも高いと少し怖いね」



ru「わぁ…」



iw「おい、そんなに下見てると落ちるぞ」



清水寺だけど今日は観光客は少ない



まぁ…平日だしね



辺りにいるのは数十人の観光客と俺たちくらい



ru「大丈夫、落ちないって」



『落としてやるよ』



俺たちじゃない声が聞こえた時、ラウールの体がぐらりと傾いた



mm「ラウール!!」



俺は咄嗟に手を伸ばしてラウールの手を取る



ラウールの体は完璧に外に出ており、俺も持ち上げられるかわかんない



sk「誰だ、テメェら」



『昨日、お前んとこの同級生と先公が世話になったな』



昨日…？



そういえば山田先生が少しトラブルがあったけど、大きな問題じゃなかったって…



iw「テメェ…」



岩本くんが掴みかかる



『おいおい、掴んで来たぞコイツ!!



だったらよ…』



だけど岩本くんは逆に殴られてしまった



『これは正当防衛だろ⁉︎』



fk「おい、照!!」



kj「めめ、手伝うで!!」



康二も一緒にラウールの手を持ってくれるけど



kj「アカン…持ち上がらへん」



2人でもやっとだ



何かあったら電話しろって言われてるけど、電話なんか出来ない



他の皆に頼みたいけど大体が…



ym「ねぇ」



悩んでいると山田先生の声がした



とても恐ろしく、背筋が凍る



ym「昨日といい、今日といい…ウチの生徒に恨みでもあるの？」

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