先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

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岡本 圭人side


　
kt「懐かしいね…ね、裕翔？」



俺は電話口に話しかける



kt「…裕翔？」



だけど反応は帰ってこない



kt「…寝てる？」



耳を澄ますと微かに寝息が聞こえてきた



kt「望、裕翔って」



nz「徹夜明け」



それは…悪いことをしたな



kt「望、裕翔にごめんってメッセージ送って」



nz「了解‼︎」



俺はそこで通話を切った



毎日夜遅くまで仕事を頑張ってるみたい



俺が海外に出てからはこうやって通話してるけど、日本にいたら週5くらいで遊んでいた



…あながち、あのテストで俺と裕翔の仲は縮まったんだ



kt「あ、仕事の時間だ」



俺は仕事の準備をした



kt「…行ってきます」



俺は部屋の棚の上にある写真と空に浮かんでいる崩れている月にそう言った



皆が日本で頑張ってるなら…俺は海外で頑張る‼︎



kt「 I hope I can kill you, by the time I graduate(殺せるといいですね、卒業までに)‼︎」



リクエスト【裕翔くんと圭人くんがD組時代にペアとかになって最初は気まずかったけどそこからどんどん仲良くなって今でも2人で電話したり遊びに行っているお話】
おそば様、リクエストありがとうございます‼︎

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