先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

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山田 涼介side



tk「…で、オタクの生徒の呼び出し何回目だと思ってるの？」



ym「面目無い…」



交番に来て、雄也と話す



理由はS組の1人が警察に補導されたからだ



tk「…はい、奥にいるよ」



ym「いつもごめんね…」



俺は奥の部屋に入る



ym「大我、何してるの？」



そこに居たのは【京本大我】



頭にバンドを巻いていても隠しきれていない長髪が特徴の男の子



kym「先生じゃん。



なんで来たの？」



ym「担任だからって呼ばれたの」



kym「くだらな。



俺は相手が手を出したからやり返しただけ」



ym「本当？」



kym「何、自分の生徒のこと信じられないの？」



なんというか…明らかに嘘はついてる



けど、それを決定づける確証はない



tk「山田、今回は注意で済ませてる。



けど、同じようなことが続くなら学校、親御さんに連絡が行くよ」



ym「そうならないようにこっちでも行っとくよ」



大我は雄也に注意されてそのまま帰って行った



tk「山田、たまにはD組の皆を頼ってみたら？」



ym「D組を？」



tk「アイツらは初めの頃の俺らと同じ目をしている。



そんな目を晴らしてくれたのが殺せんせーだろ？



そんな先生になりたかったら自分の力だけじゃなくて俺たちも頼ってみろよ」



…そうしてみようかな

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