先生!!殺していいですか? ~俺の教師物語~

3-2 ページ11

山田 涼介side

　

nz「おったで!!」



望が大声で言う



ym「ありがとう、どこにいたの？」



nz「ん？



町」



ym「え、町？」



カラオケとかゲームセンターとか悪い人たちと一緒にいるのかなって思ってたんだけどな



nz「特に誰かといるわけとかちゃうで。



1人でブラブラ歩いてる感じや」



ym「ありがとう、そうと決まれば」



俺は窓を開ける



そしてそのまま飛び出した



下には植木があってクッションとなってくれる



ym「…よし」



まぁ、植木なくてもD組の烏間先生…烏間さん仕込みの受け身術があるからな



よし、誰かに見つかる前に松村の所へ行こう



車に乗ってスマホを連動させる



ym「望、道案内お願い」



nz「了解した!!」



望は最短ルートを案内してくれる



俺もそのルートに従って車を走らせる



nz「その近くやで。



そこの駐車場が安いで」



ym「関西魂入ってるね…」



でも安い方が俺もありがたい



そこに駐車して松村を探す



ym「どこにいるのかな…」



辺りを見渡しているとどこかで見たことのある制服が見えた



俺はそっちに向かう



そして歩いている生徒の肩を掴んだ



ym「松村…北斗くん？」



hkt「…山田先生」



ym「ようやく見つけた…」



すると松村は俺の手を振り払って逃げ出した



ym「ちょ、待って!!」



俺も急いで追いかける



ym「望、お願いしたいことがあるんだけど…」



nz「ん、なんや？」

3-3→←第3時間目　欠席の時間

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す