先生!!殺していいですか? ~貼られたレッテル~

第12時間目　提案の時間　リクエスト ページ12

山田 涼介side

　

テストも終わって時期的には梅雨真っ盛り



この生活にも慣れたけど…



ym「…何があったの？」



時間は少し遡る



放課後の会議終えて、少し忘れ物をしたためS組の教室に向かっていると今までにないほどの大きな物音と怒鳴り声が聞こえてきた



俺は急いで教室に入った



ym「…何があったの？」



教室の中央で、見たことのない光景があった



翔太が…宮舘が押し倒していたのだ



俺は近くにいた康二に聞く



kj「わかんない…昔の話しとったら急にしょっぴーがキレて、それをダテが止めてたら…こうなった」



nb「いい加減にしろよ…涼太!!」



翔太の拳が宮舘に向かう



俺は咄嗟に走ってその腕を止めた



翔太は驚いた顔でこっちを見る



nb「…山田先生じゃん、なに？」



ym「… 中学生の喧嘩、大いに結構‼」



俺はそう言う



nb「…はぁ？」



ym「よし、少し心を落ち着かせよう。



落ち着くことって何？」



3人がキョトンとこっちを見ている



dt「…俺は料理かな」



宮舘がポツリと言った



ym「料理ね…翔太は？」



nb「んなもんあるわけないじゃん」



翔太は腕を振り払おうとするけど、俺は離さない



ym「そうだな…俺から提案がある」

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