先生!!殺していいですか? ~決めた覚悟~ (ページ9)

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神山智洋side

　

km「…そうか、風磨も無理せんでな。

1番無理してるのは風磨なんやから。

…わかってる、うん。

また会いに行くわ」

俺は通話ボタンを押して通話を切る

…風磨、疲れとったな

声が疲れとったもん

km「…俺も、この時間に歩き回るのは本当に久しぶりやな」

皆が襲われていることを知ってまもなく店を休業するようにした

もし俺が店にいる時に襲われたら買いに来てくれたお客様に申し訳ないからな

km「…皆、元気かな？

会いたいけど…忙しいよな」

ゆっくりと歩いていると

『…だよ‼︎』

「…さい、ごめんなさい…」

誰かの声が聞こえた

km「ん？

誰や？」

そっちを見るとどこかで見たことがある制服…音雪中や

音雪中の子が…ヤンキーにボコボコにされてる？

km「おい、何しとんねん」

『あぁ？

誰や、アンタ』

km「…大人に向かってアンタはないやろ。

音雪中の子を1人でボコボコにして…ダサいな」

『なんやと…』

引っかかった

km「ええか、俺はケンカは得意ちゃうけど…」

殴りかかってきた拳を取って思いっきり引く

すると簡単に転んだ

km「違うこと(殺し)は得意やで？」

『か…かかれぇ‼︎』

何人も襲いかかってくるけど俺は払ったりして全員倒した

『…覚えてろよ‼︎

康二もな‼︎』

km「康二…あぁ‼︎

S組の康二か‼︎」

kj「あ…」

…ぼろぼろやん

km「何かあったん？

…山田くんに」

kj「やめて‼︎」

山田くんに連絡しようとしたら止められた

kj「…今、山田先生に迷惑かけられへん。

これは…俺の問題なんやから」

km「…どういうことなん？」