第37時間目 逃走の時間 ページ7
山田 涼介side
臨時休校も終わり、俺の疑いも晴れたけど…
ym「…やっぱりダメだな」
皆、俺を避けていく
一度壊れた壺は二度と元に戻らない
ym「…はぁ」
軽くため息をつく
kj「おはよう山田先生‼︎」
すると後ろからドンと背中を押された
ym「…康二」
mm「山田先生がうじうじしていると俺たちも気分落ち込むんで。
元気出してください」
…そうか
ym「そうだったね、ありがとう。
じゃ、一緒に教室行こうか」
ru「僕もいます〜」
ラウールがひょこっと出てきた
…どうやって隠れてたんだ?
4人で教室に向かっているとカウンセラー室が開かれた
zn「あ…」
ym「神宮寺くん…」
ru「え」
zn「あの…佐藤先生は?」
ym「えっと…今入院してる」
zn「どこか悪いところが?」
少し目を逸らす
zn「…何かあったんですね。
一応カウンセラーの卵です、嘘をついていることくらいわかります。
…それでは」
神宮寺くんは一礼してどこかに行った
kj「山田先生、今の人は?」
ym「金布莉大学から来た神宮寺勇太くん。
カウンセラーの卵でうちに来てたんだ。
…勝利がいない今はこの学校のカウンセラーだね」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月26日 22時