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36-5 ページ5

山田 涼介side



『ですから…あなた以外に考えられないんですよ』
 


俺は何も言わない



『生徒たちにも怒鳴っていたんでしょ?



日頃からそうしているのでは?』



…もう、教師には戻れないんだから



tys「失礼しますね」



kit「久しぶりやな、えっと…山田くん、やったっけ?」



ym「…剛さん、光一さん」



『こ、光一警部補、剛警部補。



なぜこちらに?』



tys「なんか俺たちの担任は無実だって騒いでる子たちがいてな。



話を聞いて資料も提示されたら…信じるしかないやろ?」



剛さんがビデオを見せてくる



それは職員室を外から写している防犯カメラの映像だった



『これは…』



kit「なんでこれを調べなかったのかは後で聞くとして…これをよ〜く見てみ」



その映像は勝利が自分で刺したところだった



tys「これでも殺人未遂って考えるか?」



刑事は何も言えなくなった



tys「よし、生徒たちのところに戻ろか」



お二方は俺を案内してくれる



ym「あの…ありがとうございます」



kit「俺たちにお礼なんて言わなくていいんやで。



お礼を言う相手は…こっちや」



待合室にはS組の皆がいた

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年12月26日 22時

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