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山田 涼介side
『ですから…あなた以外に考えられないんですよ』
俺は何も言わない
『生徒たちにも怒鳴っていたんでしょ?
日頃からそうしているのでは?』
…もう、教師には戻れないんだから
tys「失礼しますね」
kit「久しぶりやな、えっと…山田くん、やったっけ?」
ym「…剛さん、光一さん」
『こ、光一警部補、剛警部補。
なぜこちらに?』
tys「なんか俺たちの担任は無実だって騒いでる子たちがいてな。
話を聞いて資料も提示されたら…信じるしかないやろ?」
剛さんがビデオを見せてくる
それは職員室を外から写している防犯カメラの映像だった
『これは…』
kit「なんでこれを調べなかったのかは後で聞くとして…これをよ〜く見てみ」
その映像は勝利が自分で刺したところだった
tys「これでも殺人未遂って考えるか?」
刑事は何も言えなくなった
tys「よし、生徒たちのところに戻ろか」
お二方は俺を案内してくれる
ym「あの…ありがとうございます」
kit「俺たちにお礼なんて言わなくていいんやで。
お礼を言う相手は…こっちや」
待合室にはS組の皆がいた
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月26日 22時