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43-3 ページ39

高地 優吾side

 

yg「はぁ…はぁ…山登ってるんだけど…」



山田先生に指定された場所は山の上



一応道は整備されているからそれを登っているけど…



kym「僕…もう無理」



sk「ひぃぃ…辛い」



かなりキツイ



本当になんでここに指定したんだ?



ym「ここは俺が中学3年生の頃に1年間通ってた校舎だからだよ」



上から山田先生の声が聞こえた



すると小屋と山田先生が立っていた



iw「…通っていた?」



ym「中入って、こう見えても【お手入れ】はちゃんとしてるから」



山田先生の後に続くと職員室と思われる場所を通っていく



ym「ここには3人の先生がいたんだ」



ab「3人…」



ym「ここが教室、好きな席に座っていいよ」



そう言われてバラバラに座る



ym「全員いるね。



まずは…ここが何か説明しなくちゃね。



ここはさっきも言ったけど俺たちD組が1年間通った校舎。



そして…恩師の墓代わりでもあるんだ」



yg「墓…?」



山田先生は頷く



ym「最初は…俺が中学3年生になってすぐの話をするね。



今、月ってどうなってる?」



hkt「…まぁ、バラバラですけど」



ym「月がバラバラになったのはちょうどそのくらい。



そして俺たちの担任に…月を爆破した犯人がやって来たんだ」



はぁ⁉︎



突拍子もない話



信じられないけど…山田先生が嘘をついているように見えない



ym「その怪物はその年の3月に地球を爆破し、俺たちのクラスの担任をすることになり、俺たちは担任を殺す1年間が始まった。



タコみたいな風貌でマッハで動いて…殺せないから殺せんせーと皆で名付けた。



結論から言うと…3月に俺が心臓にナイフを突き立てた。



…12月までは殺そうという一心だったけど、それ以降は迷いに迷った結果だった。



俺たちは『Dangerous』のD組だった。



協力しない、器物破損する、暴力を振るう。



殺せんせーは…そんな俺たちを分け隔てなく平等に見てくれたんだ」



ab「山田先生、12月までって殺す一心でそこから迷ったってどう言うことですか?」



ym「…12月にね」



山田先生が話そうとするとスマホから警告音のように人間的に嫌いな音が鳴り響く



ym「しゃがんで」



iw「え?」



ym「死にたくなかったらしゃがんで‼︎」



山田先生の剣幕に押されて皆机の下に隠れる



と同時に教室の壁が破壊された

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年12月26日 22時

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