先生!!殺していいですか? ~決めた覚悟~

42-2 ページ34

NO side
　


数学の問スターは魚のようであり、生徒に噛み付いてくる



yg「げ、公式忘れた‼︎」



je「嘘、これ違うの⁉︎」



dt「うん…お手上げかな」



ru「うぅ…わかんない」



nb「これ教科書載ってねぇだろ‼︎」



S組の生徒にも×(バツ)がつけられていく



mm「別にいいっすよ、間違いが多くても」



ab「俺たちで◯(正解)稼ぐから」



しかし、これもまた協力し合い×(バツ)の数を極力減らしたのだ



次の問スターは国語



まるで侍の姿をしており、刀で薙ぎ払っていく



ab「感情がわかんねぇ…」



kym「え…違う？」



fk「うひゃ〜、選択肢欲しいな」



刀で薙ぎ払われるS組



その手をそれぞれ取る



sn「選択肢なくたって本文中に書いてあるじゃん」



jr「しっかりと登場人物の言動見てみ」



iw「おら、ヒントなら…ここにある」



順調に進めていくS組



その表情には余裕の笑みが見られた



次の問スターは理科



鎧を着ており、国語よりは短いものの重たい剣を振り回す



sk「ウェイ‼︎



避けるのに精一杯‼︎」



sn「重いんだけど…これ」



nb「馬鹿、弱点はここだよ」



剣の攻撃に戸惑っている仲間を救う仲間



hkt「固定概念に囚われたらダメなんだよ」



fk「ラッキー。



これって確認したところじゃん」



kym「はい、簡単」



最後は英語



頭と思われる部分からビームを出している



攻撃力はとても高いのか多くの生徒がやられていく



jr「あっぶね‼︎



これ…解けるか？」



hkt「…Oh my」



mm「なんで？



この単語読めないんだけど」



iw「やべ…」



岩本に攻撃が当たりそうになった時、誰かがその前に立って攻撃を防いだ



iw「…ジェシー」



je「こんなところでやられないでよ。



俺たちはライバルで…親友なんだから」



ジェシーから差し出された手



岩本は周りを見渡した



ru「これは仮主語だから訳さなくてもいいんだよ」



kj「この文法は、これしかない‼︎」



皆が手を取り合って問スターに立ち向かっている



iw「…最高のライバルで最高の親友だな‼︎」



岩本はその手を取って駆け出した



そして…全教科が終了した

42-3→←第42時間目　成果の時間

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す