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宮舘 涼太side
akt「来てくれてありがとうな。
せやけどちょっと今休業しててまともなもの出せないんや、ごめんな」
dt「いえ、休業中にきた俺たちも悪いんです」
桐山さんは軽い料理を俺たちに出してくれる
翔太はパクパクと食べ始めた
akt「それで、今日はどうしたん?」
nb「佐藤先生のこと知ってますか?」
akt「勝利?
あぁ、病院に運ばれたっていう話は知っとるけど…」
nb「実はそれが山田先生が刺したんじゃないかって警察が疑ってるんです。
でも、山田先生が佐藤先生を刺すわけないんすよ。
無実を証明して欲しいんです」
akt「そんなん言われたって…俺には何もできないからな。
友人も守れない奴やからな」
dt「桐山さん…あの」
akt「ん?」
dt「佐藤先生も何か悩んでいませんでしたか?」
桐山さんの目が見開かれる
dt「俺たち…山田先生と佐藤先生にお世話になってるんで少しわかるんです。
俺たちがお世話になった方たちが襲われてるのは知っています。
…俺も翔太が襲われたら佐藤先生や桐山さんみたいに意気消沈すると思います」
akt「…中学生に何がわかるん?」
nb「逆に俺たちにわかると思いますか?」
翔太が反論する
nb「誰かにSOSを出さなきゃわかんないんですよ。
誰かにわかってもらおうじゃないんすって」
dt「翔太…」
すると桐山さんが声をあげて笑った
akt「そういう風に言われたの久しぶりやなぁ。
淳太くんに言われてたわ。
…あんな、山田くんは自分でなんでも解決しようとしてしまうんや。
しかも俺たちの恩師みたいに特別な力も持ってないからな。
もし、皆の力で山田くん助けることが出来たら絶対に自慢するんやで?」
dt「…はい‼︎」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月26日 22時