先生!!殺していいですか? ~決めた覚悟~ (ページ27)

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第41時間目　問スターの時間ページ27

山田涼介side

中丸さんが成分を調べてくださっている中、俺は準備をしていた

nz「山田くん、寝たらどうや？」

ym「うん…これが出来たらね」

S組にとって最後の定期テスト

これが終わったら高校入試に向けてに切り替わるから…最後の判断材料となる

皆の言っていたこれは嫌だというところを重点的に出していく小テスト

nz「ん〜、この問スターとかはどうや？

意外と戦いがいあるんちゃう？」

ym「確かに…ありがと、望」

nz「ええって‼︎

…俺はいつか消えるんから」

タイピングしていた手が止まる

ym「消える…？」

nz「俺はいわばスペア的な存在。

本体の俺が目覚めたら…自動的に消去しなきゃいけないんやから」

…忘れてた、望の本体は壊されていて今は深澤に預けていたスペアで動いてるんだった

ym「…望、そんなこと言わないでよ。

この記憶がなくなるわけでもなく、一生の別れでもないんだから」

nz「山田くん…」

ym「スペアでも俺の隣にいてくれることはありがたいんだからさ」

望はニヒヒ、と笑う

ym「ほら、手伝って。

あと1時間でこの問スター完成させちゃお？」

　

nz「おん‼︎」