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山田 涼介side
知念が運ばれてきた
ym「知念…」
nkmr「ベッドに寝かせるよ。
1、2、3‼︎」
中丸さんの掛け声と共に知念をベッドに寝かせる
nkmr「酸素吸入機つけて…うん、うまく毒は解毒してもらえたみたい。
よく毒の特定出来たな…」
中丸さんは独り言を言いながら移動していく
ym「知念…大丈夫?」
反応が帰ってこないのはわかってるけど…話しかけたくなる
実質、1人だ
望はスペアみたいなものだから
ym「1人か…悲しいな」
nz「なぁなぁ、知念くんの容体見せてくれへん?」
スマホの望がそう言ってくる
ym「どうすればいいの?」
nz「見せてくれるだけでええで」
見せるだけ…
nz「スキャン中…スキャン完了。
他の皆も見せてもらってええ?」
他の皆…
全員を何かスキャンしていく望
nz「…ここの先生は優しいな。
適切な処理してくださっとるし、そろそろ目覚めてもおかしくない。
けど、何かが引っ掛かっとる」
ym「何かが?」
nz「う〜ん」
nkmr「どうかした?」
そこに中丸さんがやってきた
ym「あの…誰かでもいいので血液検査してもらえませんか?」
nkmr「え?」
ym「いのちゃんとかが目覚めないのがわからないんです。
もう…3ヶ月くらい経ってるのに」
中丸さんは黙っている
嫌…だよな
素人にこんなことに言われるのは
nkmr「わかった。
血液検査をしよう」
ym「…え」
nkmr「提案するってことは何か引っかかってるんでしょ?
もちろん、それにはお答えしないとね」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月26日 22時