検索窓
今日:40 hit、昨日:28 hit、合計:35,864 hit

39-3 ページ20

山田 涼介side



ym「窃盗?」



『何やら私物が盗まれたっていう報告を頂いたのでちゃんとS組の人たちにも話を聞いてもらえますか?



お願いしますね』



学校で私物盗む人いるんだ…



ym「…あの、その盗まれたって言っている子は何組なんですか?」



『A組ですよ。



まさか、A組の子を疑ってるんですか?』



ym「最初は同じクラスの子を疑うべきでは…」



『信じられない‼︎



本人がS組の人だって言っているのだから‼︎』



ym「…信じられねぇのはこっちだよ」



『これだから若い人は…』



イライラが募る



zn「俺も山田先生の考えに賛成です。



そもそもS組の誰に取られたって言っているのかも知らせずにS組だけを疑うって信じられないと思います」



そろそろ爆発しそうって言う時に神宮寺くんが止めてくれた



zn「一個人の意見ですが、聞き流してもらっていいですよ」



『うっ…』



ym「…そこまで言うならS組の子たちに聞いてみますね。



その子が本当のことを言っているなら」



俺は立ち上がって職員室を出た



ym「…ありがとうね、神宮寺くん」



zn「俺も聞いてておかしいなって思ったんで。



お役に立てて何よりです」



ym「お礼と言ってはなんだけど今度食事しない?



色々聞きたいんだ」

 

zn「…喜んで」

39-4→←39-2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
121人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2021年12月26日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。