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山田 涼介side
ym「窃盗?」
『何やら私物が盗まれたっていう報告を頂いたのでちゃんとS組の人たちにも話を聞いてもらえますか?
お願いしますね』
学校で私物盗む人いるんだ…
ym「…あの、その盗まれたって言っている子は何組なんですか?」
『A組ですよ。
まさか、A組の子を疑ってるんですか?』
ym「最初は同じクラスの子を疑うべきでは…」
『信じられない‼︎
本人がS組の人だって言っているのだから‼︎』
ym「…信じられねぇのはこっちだよ」
『これだから若い人は…』
イライラが募る
zn「俺も山田先生の考えに賛成です。
そもそもS組の誰に取られたって言っているのかも知らせずにS組だけを疑うって信じられないと思います」
そろそろ爆発しそうって言う時に神宮寺くんが止めてくれた
zn「一個人の意見ですが、聞き流してもらっていいですよ」
『うっ…』
ym「…そこまで言うならS組の子たちに聞いてみますね。
その子が本当のことを言っているなら」
俺は立ち上がって職員室を出た
ym「…ありがとうね、神宮寺くん」
zn「俺も聞いてておかしいなって思ったんで。
お役に立てて何よりです」
ym「お礼と言ってはなんだけど今度食事しない?
色々聞きたいんだ」
zn「…喜んで」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月26日 22時