38-5 ページ17
NO side
akt「束の間の休みやな、もんち」
km「ホンマにな。
こんな時間に照史と話すなんてこと自体が久しぶりやからな」
神山は桐山の店で食事をとっている
knt「ヤッホ、やってる?」
fm「あれ、神ちゃん」
そこに健人と菊池がやってきた
akt「看板に臨時休業の文字が書いてたやろ。
ま、ええけど」
桐山は奥に入り、軽いものを作って3人に出した
akt「健人はええけど…風磨までこの時間に出歩いてるなんてな。
他の皆は大丈夫なん?」
fm「酸素マスクは外せてる人たちは増えてきた。
…あとは目を覚ますのを待つだけ」
km「ありがとな、皆診てくれて」
fm「…それが俺の第二の刃だからね」
knt「…それにしても暗いね、ここってこんなに暗かった?」
健人が言う
akt「いや、結構日当たりいいところを買ったんやけどな」
桐山がそう言って扉に手をかけた時、外からトラックが飛んできた
km「照史⁉︎」
knt「まさか、今まで皆を襲ってきた…」
fm「おい、大丈夫か?」
菊池はトラックに挟まっている桐山の安否を確認する
遠くからサイレンの音も聞こえてくる
「…早く済まさないと」
その声が聞こえたかと思うとまた別のものが飛んでくる
トラックの影に隠れてやり過ごそうとするも今度はトラックごと壊された
それにより、菊池が攻撃を受ける
knt「風磨‼︎」
菊池に視線が行った健人を触手が襲う
km「…残りは知念くんと山田くんか」
神山の呟きも瓦礫によって飲み込まれた
121人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2021年12月26日 22時