先生!!殺していいですか？ 5th

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山田 涼介side



烏間先生は「死神」から奪った端末機で俺たちが閉じ込められている檻を開けようとしてるがなかなか開けない



理由は殺せんせー



殺せんせーだけを閉じ込めたまま殺す方法はないのか考えているらしい



殺せんせー「出ようと思えば出れるんですよ、この檻」



殺せんせーは檻に触る



殺せんせー「マッハで加速して壁に何度も体当たりしたり、音波放射でコンクリートをもろくしたりね。



ただそれもどれも一緒にいる生徒にとても大きな負担をかける。



だからあなたに「死神」を倒してもらったんです」



殺せんせーはそこまで考えていたのか



烏間先生は観念したように檻を開けた



そして拘束されて気を失っている「死神」を見ることに



大貴「ウェ…顔の皮、ないじゃん」



あの「花屋の青年」の顔はなく、本当の死神みたいに骨だった



烏間「技術(スキル)を過信しすぎていた。



人間としてどこか幼く、だから隙もあった」



裕翔「でも、どうしてここまで？」



烏間「幼い頃の体験だそうだ。



ある殺し屋の高度な技術(スキル)を目の当たりにして…ガラリと世界が変わってしまったらしい」



俺は自分の手を見つめる



もしかして…



殺せんせー「…影響を与えたものが愚かだったのです。



これほどの才能ならば…本来もっと正しい道で技術(スキル)を使えたはずなのに」



烏間「人間を生かすも殺すも…周囲の世界と人間次第か」



殺せんせー「そういうことです」



殺せんせーは俺の頭をポンとしてくれる



まるで全てわかっているみたいに…



するこコツンと小さな音がした



敵襲かと思いって急いで振り返るとこっそり立ち去ろうといていたビッチ先生がいた



そこからさらに逃げようとしたので濱ちゃんと流星が押さえ込む



ビッチ「あーもー好きなようにすればいいわ‼



裏切ったんだから制裁受けてトーゼンよ‼」



制裁…か



健人「ならさ、普通に学校きてよ」



ビッチ先生はポカンとする



ビッチ「あんたたち…」



大毅「何か問題あるか？」



智洋「裏切ったりやばいことしたり」



照史「それでこそのビッチや」



濱ちゃんがそっと立たせる



風磨「たかがビッチ先生と学校生活楽しめないで…俺ら何のために殺し屋兼中学生やってんだよ」



烏間「そういうことだ」

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