先生!!殺していいですか？ 4th

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山田 涼介side



流星が連れ去られたあと



殺せんせー「大丈夫ですか皆さん!?」



対先生用の粉を浴びてドロドロになった先生が心配してくる



宏太「なんとか」



殺せんせー「それでは先生は流星くんを助けに行ってきます!!」



薮くんが返事をすると殺せんせーはマッハで流星を追いかけた



光「…俺らを気にして回避反応が遅れたな」



健人「シロ…とことん俺らを駒にしてくれたよね」



皆、シロへの殺気が立っている



崇裕「望」



望「お任せあれ!!



殺せんせーの追尾ならできとるで!!」



望が示してくれた地図に従って俺たちも追いかけた



流星 side



兄さんが助けてくれている



けど、シロが用意した圧力光線、そしてさっきの負傷で動きづらい



シロ「今までの暗殺で確認できたが、お前は自分への攻撃は敏感に避けるが、自分以外への(・・・・・・)攻撃反応は格段に鈍いね。



所詮お前は自分のことしか考えない身勝手な生物。



流星諸共死ぬの嫌で逃げ出すかい？」



俺は無力や



力がなかったから協力者にも見捨てられた



俺の脳裏にシロと出会った日のことが思い出された



あれは雨が降る中だった



路地裏に座り込んでいた俺に傘を差し出してきたのだ



シロ『良い目だ。



キミの目には勝利への執念が宿っている。



その執念こそ、私が作った強力な細胞を使いこなすのに不可欠なものだ。



難しいことは言わない。



私と一緒に『足し算』をやらないか？』



胡散臭い話し



せやけどのめり込んでいく



シロ『勝利への道筋を考えるのは私に任せろ。



キミの執念＋私の技術＝勝利を掴む『力』になる。



力があれば、キミはこの世の誰よりも強くなれる』



力への執念があったから、得体の知れない細胞の激痛にも耐えられた



勝利への執念があったから、何度も何度も喰らいつけた



なのに執念は届かなくてしかも殺す相手に守られている



俺は…こんなザコたちに負けるのか



裕翔「押してもダメならどうするかって？



突き落とすんだよ!!」



え…!?

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