先生!!殺していいですか？ 4th

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重岡 大毅side



理事長が来ると止まっていた時間が動き出す



理事長「重岡くん。



キミにお願いしたいことがあって呼んだんだ」



大毅「お願いしたいこと…？」



すると理事長は懐から紙を取り出す



理事長「明日の全校集会でこれを読んで欲しい」



俺はその紙を受け取って中身を読んでみた



重岡「『これから僕がしたいことを発表します。



僕がいたD組ではしっかりとした教育を受けることができません。



なぜなら全員が『Dangerous』だからです。



他者に暴力をふるう『Dangerous』、教師に危険プログラムを送りデータを抜こうした『Dangerous』、カンニングをする『Dangerous』、校則を破り続ける『Dangerous』、成績優秀者に逆らう『Dangerous』



元は同じ組だった同士としては彼らが将来役に立てる日が来るかが心配です。



そこでお願いがあります。



D組更生委員会を作りたいと思います。



皆さんの賛同をお待ちしております』


…嘘やろ」



暴力をふるう『Dangerous』は裕翔



教師に危険プログラムを送りデータを抜こうとした『Dangerous』は伊野尾くん



カンニングをする『Dangerous』は圭人



校則を破り続ける『Dangerous』は淳太



成績優秀者に逆らう『Dangerous』は松島



D組更生委員会…？



理事長「それを発表した暁にはキミをD組更生委員会委員長に任命しよう」



俺は震える手で紙を畳む


大毅「…やらせて…いただきます」

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