先生!!殺していいですか？ 4th

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重岡 大毅side



A組になったからなのか



望が静かになった



なんというか…あのうるささが懐かしい



大毅「…はぁ」



スマホを眺めて軽くため息をつく



和也「どうしたの？



そんなため息ついて」



ふと目の前に二宮くんが現れた



大毅「…別に。



何ともないです」



急いでスマホをバッグの中にしまう



和也「俺に着いてきて。



…理事長がお呼びです」



理事長…が？



俺は疑問を抱きながら二宮くんに着いて行った



理事長に着くとたくさんのトロフィーやメダル、賞状が置いてあった



ベスト教育賞やベストスクール賞まで…



和也「むやみやたらに触らない方が身のためです」



大毅「身のため…？」



俺は出していた手を引っ込める



和也「あなたたちD組の中に器物を簡単に壊す『Dangerous』がいますからね。



その影響を受けてもらっていては困るのです。



…あぁ、重岡はもうA組でしたね」



…あの中に器物破損の『Dangerous』が？



大毅「それは…誰やねん」



俺は震える声で聞いた



和也「…特別に教えてあげましょう。



器物破損の『Dangerous』は…」



その名が口にされた時



大毅「…はっ？」



俺の中で時間がゆっくりになった



まさか…アイツが？



理事長「やぁ。



来てたんだね」

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