先生!!殺していいですか？ 4th

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重岡 大毅side



クラスメイトとはただ(・・)の関係



その関係が深くなる必要はない



いつも登っていっていた急な山道には登らず



本校舎のA組に行く



大毅「…はよございます」



和也「おはよう、大毅」



二宮くんが話しかけてくる



和也「A組に戻ってきたんだね。



いつか戻ってくると信じてたよ」



…営業スマイル



大毅「…あっそ」



関わらない



めんどくさい



ただそれだけ



和也「キミのことを見習うD組も増えることだろう。



何とも嬉しい事だ」



何言ってんや



大毅「本校舎にD組が増えたら学級崩壊やろうな」



俺は皮肉気味に言って、席に着いた



1時間目は数学だ



担当教師が来て、挨拶をし、黒板に数式を書いていく



…その光景に俺は驚いて何も書けなかった



こんなの…



D組では夏休み前にやったで？



更には書いては消す、書いては消すの繰り返し



こんなんじゃ誰も覚えられない



…くだらな



俺はつまんなくなって窓の外を見る



大毅「…はぁ？」



窓の外には植物があった



ただし、本校舎にある植物じゃない



D組にしかない植物だ



多方、大体の奴らと殺せんせーがカモフラージュして来てるんやろう


…なんでや



俺はもうD組の人間ちゃうのに



なんでそこまで構うんや

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