先生!!殺していいですか？ 2nd

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薮 宏太side



A組と…嵐と…賭け



想像を絶することだ



まさか…あんなことになるなんて



殺せんせー「薮くん？



そんなに唇を噛んでいては、血が出てしまいますよ」



殺せんせーに言われて気づく



宏太「…過ぎたことは全部『歴史』となる」



俺はシャーペンを置いて、席を立った



光「薮。



どこに…」



宏太「休憩。



ちょっと煮詰めすぎた」



キラキラと小川が日光を反射している



殺せんせー「乱射…ですね」



そこに殺せんせーが来た



宏太「勉強は？」



殺せんせー「薮くんの休憩を境に皆さんも休憩を始めました。



ぶっ通しは辛いですからね」



殺せんせーはヌルフフフと笑う



宏太「…今、起きたことは未来『歴史』として語り継がれる。



俺はそれが好きで歴史が好きになった」



俺はポツリと話し始める



宏太「『これから』を勉強するんじゃなくて『これまで』を勉強してて面白い。



…その結果が未来が分からない『Dangerous』判定だよ」



小川に手を当てる



ひんやりしていて気持ちいい



殺せんせー「薮くんが歴史が好きな理由が分かりました。



…ですが、それだかと言ってなぜ歴史だけなのですか？」



殺せんせー相手だと




宏太「…嵐」



なんでも話せる



宏太「俺と嵐の5人、同じクラスだったんだ。



歴史以外…俺らしさなんてなかった。



歴史以外…何も勝てないから」



殺せんせーは触手を頭に乗せてきた

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