先生!!殺していいですか？ 2nd

17時間目 賭けの時間 ページ27

山田 涼介side



翔「そこどきな。



俺たちが使うから」



崇裕「なんでや。



ここは薮くんが予約して取った席やで」



櫻井くんの言葉に濱ちゃんが反論する



潤「おいおい。



D組はA組に逆らえないってこと忘れてたのか？」



…そうだ



この学校は成績優秀者が上



俺たち(D組)はどのクラスにも逆らえないんだ



圭人「 That's not ...(そんなことない…)」



その時だった



圭人「 We are trying to win you in the next test. ( 俺たちは今度のテストであなたたちに勝つように努力している。)



You don't want to get in the way( あなた達はその邪魔をしないで欲しい)」



珍しく圭人が反論した



潤「…カンニング犯人は黙ってて」



雅紀「だったらさ、勝負しない？」



一触即発状態になっていると相葉くんが手を叩いて提案してきた



慧「勝負…？」



雅紀「これからテストがある。



その中の5教科で学年1位をA組D組で勝負する。



1位をとったクラスの勝ち!!



負けたクラスになんでも1つ命令が出来るの」



周りの人たちがこっちを見ている



雅紀「怖気付いた？



なんならこっちは命を賭けても…」



ヒュン



淳太くんが櫻井くんの眉間に親指を



いのちゃんが相葉くんの首に定規を



圭人が松本くんの喉にシャーペンを寸止めで突き刺した



…大野くんは知念に手を握られているけど



慧「簡単に命は…賭けない方がいいよ」



このことが全校の耳に入り



A組ＶＳD組のテスト対決が何かと盛り上がり始めた

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