僕にとっての幸せ ページ20
貴｢めでたしめでたしっ｣
前｢……｣
貴｢どうした？｣
前｢その狼は、本当に悪い奴なのでしょうか…｣
貴｢……｣
真剣に話を聞いていたと思ったらそんな事を考えていたのか
貴｢どうだろうなぁ…人間にとって自分らに危害を加えるやつを消すのは幸せかもしれない。でも、彼らにとって人間は、自分らの住処を奪い仲間を次々に消していく悪魔に見えるのかも。｣
前「…よかった」
貴「何が？」
前「前の主君にも同じ質問をしたのですが、「そりゃあ俺ら人間を襲う奴は消すしかないだろ？」って答えたんです。その人は…なんの遠慮もなく僕の兄弟や他の皆さんを折っていったのです。」
彼は…刀としては長いかも知れなけど、人の体、情を持ってから浅い。この小さな体で立ち向かってきたのか…こんなにいい子がどうして、こんな仕打ちをされなければならないのだろう…
前「しゅ、主君！？」
へ「主！どうされました！？」
貴「だって…だって…！！」
前「申し訳ありません！何か嫌なことでも言ったでしょうか？？？」
貴「違うぅぅうう！！前田君が、なんで、幸せじゃないのかって…！！」
前「あっ…えっ…あの！」
へ「(俺の時はここまでしてくださらなかった…もっと…もっと主に愛されたい！)」
貴「前田君にとって幸せってなに？(´;ω;｀)」
前「僕にとっての幸せは、皆さんが笑って過ごしていることです。皆さんが笑顔だと、僕も自然と笑顔になるのです」
貴「めっちゃいい子だぁああ(´;ω;｀)」
へ「主、ハンカチをどうぞ」
貴「ありがとう長谷部ぇええ！！」
もしかして粟田口ってみんないい子なのかな！？！？天使…_(:3」∠)_
前「ですので、主君が笑って過ごしていれば、僕ももちろん周りの方も自然と笑顔が増えていくと思います！」
貴「そうだねっ！泣いてる場合じゃないね！ごめんね！」
前「いえ！笑ってください主君！」
貴「おうよ！長谷部もだぞ！」
へ「主命とあらば！」
貴「主命関係ないよ！綺麗に笑えるんだからもっと笑おう！」
へ「はいっ」
私が笑顔でいる事で釣られて笑顔になる人がいるかはわからないけど、笑う門には福来るっていうし、いっぱい笑って楽しい本丸にしよう！
明日も楽しみだなぁ！
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蒼 - 初見ました
すごく おもしろくて 一気に読んでしまいました m(_ _)m
消してしまう のが 勿体ないです m(_ _)m (2018年7月21日 1時) (携帯から) (
レス) id: 3d1f99da17 (このIDを非表示/違反報告)
桜宮勇騎(プロフ) - カユラさん» コメントありがとうございます！これはゲーム内ではなく私の小説なので、そこら辺は私の書きたいように書かせていただけると幸いです。 (2018年2月18日 11時) (レス) id: d8de3ad18a (このIDを非表示/違反報告)
カユラ - アスヒさん» ゲーム内では伽羅ちゃん、伽羅坊呼びですよ。 (2018年2月16日 9時) (レス) id: 7531b40605 (このIDを非表示/違反報告)
桜宮勇騎(プロフ) - アスヒさん» コメントありがとうございます！ リアルで普段呼ぶ時は｢くりちゃん｣呼びですが、この小説ではまだ審神者に完全に気を許していなくて、審神者もそれを察して｢大倶利伽羅｣と呼んでいる感じなのでこれで大丈夫です！ 呼び方は人それぞれなのでご了承下さいm(_ _)m (2017年8月21日 17時) (レス) id: aca6fce13b (このIDを非表示/違反報告)
アスヒ - 大倶利伽羅は倶利ちゃんか倶利坊ではないのですか？ (2017年8月21日 4時) (レス) id: fe4d14f9e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜宮勇騎 | 作成日時：2016年9月24日 18時
