特進クラスの姫君【新・信長公記】

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信長くんが焼くホタテの香りが充満する教室に、
魔村秘書が入ってきた



魔村「一同、注目」


理事長「おはよう」


魔村「今日から特進クラスに転校生が加わります」


伊達「急だな」


魔村「どうぞ」



家康「徳川家康だ」


徳川、家康、！



A「みやびちゃん、！」


みやび「この方が、徳川家康…」


A「徳川幕府を作った…」


みやび「戦国時代の覇者」


秀吉「なーに2人でちゃこちゃこ言うてんの？」



井伊「いや15歳じゃねえだろ〜」


魔村「皆さんお静かに」


理事長「ではみんな仲良くな」





家康くんがドカって後ろの席に座った。



井伊「おい、何だお前そのグラサン」


家康「ゴミが目に入らないようにな」


井伊「おいてめぇこっち見ろよ、おいビビってんのか？笑」


家康「ゴミをマジマジと見つめる人間がどこにいる」


井伊「チッ、ゴミだぁ？」


明智「や、やめましょうよ朝ですし」


秀吉「まぁまぁまぁ！2人とも落ち着いて、
どうしても言うなら旗印戦で、」


家康「旗印戦ね、
いかにもゴミ共が喜びそうな催しだ。
しかもあの使い古されたボロボロのホウキみたいな頭の奴がトップとはたかが知れてる」


みやび「おやめください」


信長「おー焼けた焼けた」


秀吉「ホタテ今焼くぅ？！」


秀吉くんナイスツッコミ！

信長くんマイペースすぎて空気読まないタイプ？？？



信長「貴様、良い匂いを奏でるなぁ」


A「確かに良い匂い」


信長「食うか？」


A「いいの？」


信長「ほれ」


トングを差し出された。

これは食べさせてくれるということか？



A「じゃあ、いただきます」


秀吉「いや姫も食べるんかーい」



A「あっつ、！」


秀吉「え、かわいいー」


信長「美味いか？」


A「美味しい！」



家康「また助けられたなぁ。
見てたぞお前が救われたとこ、信長にもらった偽物の勝利だ」


偽物の勝利？

居づらくなったのか武田くんは出て行った。

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