特進クラスの姫君【新・信長公記】

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みやび「明智くんも占います？」


明智「あ、いや…僕は大丈夫です」




秀吉「それにしてもあいつほんまヘタレやでな。
よお関西有数のギャングチームにおれたよな」


A「ギャングチーム？」


みやび「そうなんですか？」


秀吉「まぁ俺と違って頭も切れへんしスーパーパシリやったんやろ」


A「そんなキメながら言わなくても…」


みやび「明智くんも歴史と違うのでしょうか…？」


A「歴史と違うって？」


みやび「ホトトギスです」


A「鳴かぬなら？」


みやび「ええ。
信長くんは校庭で飼っている鳴かない鶏に何ておっしゃったと思います？」


A「鳴かぬから、コろしてしまえ、ホトトギス」


A「えーでも信長くんそんなこと言わなそう」


みやび「そうなんです。
俺が鳴く、そうおっしゃっていました」


A「自分が鳴いてどうすんの、、」


みやび「そこへ家康くんが来たんですよ」


A「鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ホトトギス」


みやび「ではないのです」


みやび「鶏よ、この家康のために、鳴け。と」


A「こっわ。
でも家康くんなら言うかもね」


A「確かにそう考えると説とクローンたちの性格が違うかも」




みやび「あ、」



みやびちゃんは何か見つけたらしく明智くんの席に行った




A「何？このメモ帳」


みやびちゃんがそのメモ帳帳をパラパラと捲ると、
クラスメイトのことが書いてあった



A「上杉謙信、
格式と礼儀を重んじている、ケンカの強さはケタ外れ、
軍神と呼ばれていた、しかし理がある場合にしかケンカはしないというポリシーがある、、

へぇ〜よく見てるね」


みやび「Aちゃん、
上杉くんの1番下見て下さいませ！」



A「姫路さんと仲が良くお世話係にされているが満更でもない…」


みやび「満更でもないと書かれてますわ」


A「これはー…当たってるー…のかな？」


他にもペラペラ捲ると、
私のことが書かれていた



A「姫路A、
特進クラスの姫的存在、かなり美女なお嬢様…

ありがとうございます」



なんか恥ずかしいな



みやび「まだ書いてありますわ」





みやび「伊達くんと上杉くんどちらが本命か？」





A「えっ？」



そんなことまでメモってるの？？


A「余計なことまで…」


みやび「これは合っているのですか？」



A「うーん…推しと執事、かな？」








すごいね、明智くん。
よく見てるよ…

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