特進クラスの姫君【新・信長公記】

24(3話) ページ25

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上杉「武田は今日も休みかぁ」






上杉くんの言葉で私も周りのみんなも見た。


武田くんの席と、


それと、、




秀吉「未だに信じられへんわ。
あの武田が…」



伊達「家康、次は誰を狙うつもりだ」




家康くんを。





先日、家康くんが武田くんを"3分以内に倒す"という旗印を出した。



そして結果は武田信玄の惨敗だったそう。





A「そんなに簡単にやられたの…？」


上杉「びっくりするくらいにな…
まさかあの武田が…」


明智「恐ろしいです…家康くん…」



その場にいなかった私は、
旗印のアナウンスが流れて教室に向かったら既に武田くんは倒されていて、動いてもなかった。





そして家康くんの次のターゲットになるのは誰なのか？
皆が気になっていたのだ





黒田「順当にいけば秀吉じゃないかなあ」


秀吉「えっ？」


A「ランキング順でいけば次は2位は秀吉くんだもんね…」


秀吉「俺かぁ〜…」



伊達「私たちのことは眼中にないみたいだな」


上杉「みたいだな」





するとそこへ、
松葉杖をついた武田くんが登校してきた




A「武田くん…」


みやび「もう学校に来ても大丈夫なんですか？」


武田「……」


家康「まだ生きてたのか」


井伊「早くも高校生活終了〜」


酒井「南無〜」



家康「おいゴミ、磨け」



そう言って武田くんの前に持ってきたのは、
武田信玄の風林火山の旗指物




それはキツすぎ…




家康「磨け」



上杉「武田…」





家康「磨け、ゴミ！！！」









A「明智くんっ？！」


明智「家康くん僕が綺麗にするよ。
僕強い人に憧れてて家康くんと友達になれたらなぁ、って」


井伊「家康に媚び売ったよ」


家康「明智、」


明智「何？」


明智くんの顔面に蹴りを入れた、


A「明智くん！
大丈夫？！」


明智「大丈夫だから、」


慌てて駆け寄ったけど、
ガタイもオーラもデカい家康くんから上から見下ろされると怖い。



家康「ゴミの分際で下品な笑顔を浮かべおって」


明智「ご、ごめんなさい」


家康「明智、
…良かったなあ姫路が心配してくれて、」


明智「え、？」



明智くんにそれ以上は何もせず、
ドカっと席についた家康くん、


反対に武田くんが教室から出て行ってしまった

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