仙道さんは、最強の女に夢中です。 (ページ39)

今日:17 hit、昨日:5 hit、合計:72,900 hit

✣ ページ39

越野「へ〜、じゃあみんなは、

毎日弁当なんだ？」

らん「そうですね〜…今のところは。笑」

とうあ「先輩たちは食堂に来るの多いんですか？」

越野「ん〜…うん、そうだね。

俺は弁当を持ってだけど、

こいつはひとり暮らしだからさ？」

らん「えっ、先輩ひとり暮らしなんですか！？」

仙道「え？あーうん、寮だけど。笑」

「大人〜♡♡♡」

とテンションが上がっている2人を、

まぁかなり引き攣った顔で

見つめるAちゃん

…まぁ、いっか、

今度は2人で来よう。

俺は諦めない。((

『……、楽しいですか…？苦笑』

仙道「ん〜？」

『人がご飯食べてるところ、じーっと見て。笑』

仙道「え？…あーうん…楽しい。笑笑」

モグモグとカレーを食べている姿を、

(誰も取らないからゆっくりでいいのに…。笑)

頬杖をしながら

見つめてしまっていた俺は

Aちゃんに指摘されるまで

気付かなかった

仙道「ず〜っと見てられる。笑」

『…仙道さん全然食べてないですよ？』

仙道「大丈夫、屋上で食べるから。」

『あははっ、授業はちゃんと出てください。笑』

あ〜…今日もかわいいなぁ、

ほんとに、天使だよ…。

午後の授業、出よっかな〜？なんて。

・

とうあ「ねぇなんか…良い感じじゃない？♡」

らん「だよねだよね？♡名前呼びも慣れた感じだし♡」

越野「いや〜…こんなガチなの初めて見た…。」

らん「え、そうなんですか？」

越野「いやあいつ、あー見えて

バスケ以外マジで興味ないからさ…。苦笑」

そう言った越野先輩は、

どこか少し寂しそうな顔をしていたが

その真意は、すぐに理解できた

らん「分かりますよ。」

越野「、え…？」

とうあ「うん…なんか、家族が巣立ってく感じ？」

越野「ち、ちげーよ！そんなんじゃないって！」

らん「え〜？ほんとですか〜？笑」

越野「当たり前じゃん！なんで、俺が…！//」

仙道「越野どうした？…顔赤いぞ？」

越野「うるせぇ！とっとと食えお前は！//」

らん「いつでも帰って来ていいからね…？」

とうあ「なんかあったらすぐ言うんだよ？」

『？？？……、うん…？』

しかし、この2人が、

そう上手く行くわけもなく…