仙道さんは、最強の女に夢中です。 (ページ33)

今日:35 hit、昨日:5 hit、合計:72,918 hit

✣ ページ33

その後は一進一退の攻防

パーンッ

仙道「あ…！……、ぇ…？」

ドカーンッ！！！

植草が俺に投げたボールを桜木がカット

追いかけて行ったのはいいが、

そのまま壁に激突した

桜木「ちくしょー…もう少しだったのに…。//」

仙道「…はぁ、はぁ…。」

・

『息が荒れてる…。』

さっきまで、あんな涼しい顔をしていた先輩が

ここに来て息が乱れ始めた

とうあ「よく見てますね♡奥さん♡」

『(イラッ)』

らん「あ、湘北動くんじゃない？」

とうあ「ほんとだ…

…流川くんと、桜木くん呼んで何か話してる…。」

ここに来て流川くんを再び投入

ギアを上げた先輩を止めない限り、

湘北に勝ち目はない

・

魚住「最後まで気を抜くな！！」

魚住さんの言葉を聞きながら、

池上さんからボールを受け取った

その時…

流川桜木「「…………。」」

仙道「ほぉ………おもしれぇ。」

ルーキー2人から

マークをされるとは、光栄だな

・

『………楽しそう…。』

らん「先輩とバスケデートすれば良いじゃん♡」

『違う……、すごい楽しそうにバスケしてる…。』

とうあ「ふ〜ん…かっこいい？♡」

『、…………。』

とうあらん「「(あれ…否定しない…♡♡♡)」」

・

今だ。

桜木「なっ…！！」

流川「どあほう…！」

残り50秒

桜木の隙をついて、

一気にゴールに突っ込み

思いっきり飛んだ

桜木「おりゃあ！！」

仙道「ぁ…っ！！」

さっきの追いつき方といい…

こいつの脚力は

他とはひと味違う

カットされたボールは、

そのまま桜木がドリブルしていた

仙道「はっ、ドリブルはまだまだだなぁ。」

桜木「(まずい…取られるっ…！)」

「パスだ！！」

………流川…！！

スパッ…

桜木「る、流川にパスしてしまった…。」

仙道「…スリーか…。」

残り30秒もない中で1点差

陵南ボールでパスを回し続けるが、

赤木さんがカットし流川へロングパス

赤木「流川ぁ！！」

仙道「ここは行かせねぇ…！」

ゴール下で手を伸ばしカットするも

ラインギリギリで

流川がボールに飛び付き

後方へとパスをした