仙道さんは、最強の女に夢中です。 (ページ31)

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信じているからこそページ31

「仙道く〜ん！！」

「仙道くんかっこい〜！！！」

「仙道いいぞ〜！！」

らん「な〜んか先輩、ギア上げたって感じだね？」

とうあ「そりゃそうだよ。

圧勝できると思ってた相手に追い詰められるし、

Aいるし、

そのAは桜木くんばっか見てるし。

そりゃキレるよ。」

『え、Aキレられてんの？』

らん「確かに、あの顔はキレてるね。」

理不尽ハリネズミめ((

とうあ「てか、何？桜木くんに惚れたの？」

『んーん。』

らん「えぇ？違うの？」

『………面白くない？人として。笑笑』

真っ直ぐ…というか、

それしか生き方知らない！みたいな感じ

どう見てもボス猿、先輩の方が格上なのに

知らないのかなんなのか

怖いもの知らずって感じで

突っ込んでくところとか

『桜木、くん？すごい選手になりそうじゃん？』

らん「……桜木花道が先輩に刺されませんように。」

桜木「あがっ…！！」

安田「ぁ……。苦笑」

……………よそ見して、

ボール顔面直撃は

ちょっとあれだけど…。

スパッ…

とうあ「あれ！？陵南やばくない！？」

『……よし、望みが出てきた。』

らん「その言葉絶対先輩にチクる。」

『そっちこそどっちの味方だよ。苦笑』

湘北選手が3Pを決め、

残り4分を切ったところで

70:74

“仙道「いつもとは違うところ

…見て欲しいんだ。」”

爽やかな顔でそう言った先輩が、

過ぎらなかったわけではない

・

仙道「慌てるこたーない、

落ち着いて攻めよう。」

らん「先輩〜！名前呼び掛かってるよ〜！」

とうあ「最後ぐらいほら〜。」

・

・

『……勝つのは陵南。

信じてるから、

絶対言わない。』

仙道「さぁ！行こうか！」