仙道さんは、最強の女に夢中です。 (ページ30)

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その名は桜木花道ページ30

流川応援団「LET'S GO 流川！

LOVE ME 流川！」

とうあらん「「LOVE ME仙道！！♡♡♡」」

『、!! ほんとにさぁ！？//』

とうあ「な〜に照れてんの？？笑」

らん「あれ〜？図星でちゅか〜？♡」

『もう…マジで、ほんとに…。//』

人として恥ずかしい、耐えれない…。((

そんな2人の、

ふざけた声援が届いたのか

先輩が流川くんのマークを、

低いドリブルでかわしシュートを決めた

らん「A、心の中で応援したでしょ〜。」

『してません。』

とうあ「…あれ？流川くんどうしたんだろ…。」

とうあの声に、コート上に目を向けると

流川くんが、

先輩に抜かれた辺りの位置で

座り込んでいた

…足つったんだ…。

悔しいけど、

先輩レベルの選手を抑え続けたら

誰だってあーなってしまう

すると、あの赤い人が流川くんの足に

思いっきり蹴りを入れた

桜木「何へばってんだ！！

この“桜木花道”っ！！

湘北の看板を背負う男として許せん！

おい親父！交代だ！

流川はバテバテで……痛てぇ！！」

………桜木、花道…

とうあ「っ！…ねぇA、先輩こっち見てる。」

らん「ちょ…あの目、マジだよ…。」

・

流川の足に蹴りを入れた桜木が、

自らの名前を叫んだ途端

反射的にAちゃんの方へ目を向けると

仙道「…、……！？」

なんで…

なんで桜木ばかり見るんだよ…

桜木花道

…上等だ

…だが、まずはこいつだ。

流川「ちょっと躓いただけだ、

交代はしない。」

仙道「…そう来なくっちゃよ、

スーパールーキー。」

直後、味方のリバウンドを拾い

鮮やかに決めた流川は

噂通りのルーキーだ

しかし、

負けるわけにはいかない

越野からボールを受け取り、

流川と対峙する

仙道「(…、はぁ……しんどい相手だ。)」

流川「(なめんなよ。)」

一旦植草へとボールを渡し、

中へと切り込んだ

植草がシュートを放ったが

これは外れる

すかさずそのボールを取り、

リバウンドを決めた

仙道「よっしゃぁ！！」