仙道さんは、最強の女に夢中です。 (ページ29)

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✣ ページ29

魚住「ひたむきさだけでバスケットが出来るか！」

仙道「スピードもありますよ、あいつ。」

ちょーっと、

湘北に良いようにされ始めたかな…

Aちゃんも、

少し目移りし過ぎだし…

どうしたもんかなぁ…。

魚住「仙道！池上植草越野！俺にボールを回せ！」

桜木「…ゴリに比べりゃ、

てめぇくらいどうってこたぁねぇ。」

仙道「おぉ…言う言う。苦笑」

魚住さんの指示通り、

越野から魚住さんへとパスが回り

シュート体勢に入った

桜木「ふんふんふんふんふんっ！！！」

しかし、猛烈なスピードで、

魚住さんのシュートを阻止しようとする桜木

それはまるで、

そびえ立つ壁のようだった

桜木「、取りぃ。」

彦一「…ア…ア、ア…アンビリーバブルやぁっ！！」

そのままボールを取った桜木は、

速攻を仕掛けたが

魚住さんは動けないままでいた

仙道「魚住さん！ディフェンス！戻って！」

魚住「お、おお…！」

桜木「おらぁ！行くぞ陵南！

ビビってんじゃねぇぞぉ！！」

ほんとにこいつは、

楽しませてくれるな…。

桜木「庶民シュート！…なぁ…！？」

桜木のレイアップを魚住さんがカット

しかしリバウンドを取った桜木

……赤木さんがいない今、

こいつは、

流川にパスするしかない

・

木暮「お、俺かぁ……？」

仙道「…はっ…？」

しかし、木暮さんへパスを出し、

そのままシュートを決めた

…まさか、読まれたのか…？

陵南ボールを桜木が再びカット

桜木「(流川…貴様にパスは渡さん！！)」

流川「……どあほう…。」

流川へのマークを強めるが、

そのボールは再び木暮さんへと渡り

またシュートを決められた

桜木「〜〜っ、俺だ俺だぁ！！

俺の力だ全てえええ！！！

な〜っはっはっはっは〜！！！！」

こりゃあ…まいったな…

これ以上不甲斐ない姿を

Aちゃんに見せるわけにはいかない

魚住「慌てる必要はないぞ！

逆転されたわけじゃない！！」

ちょっとスイッチ切り替えるか