仙道さんは、最強の女に夢中です。 (ページ19)

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✣ ページ19

田岡「コラー！このバカもん！

今まで一体何をしとったんだ仙道！！」

仙道「すいません、先生…寝坊です。苦笑」

田岡「、っ…。」

待ちに待った、

練習試合当日

ダークホースとも言われる

湘北との試合もだが

なんせ今日の俺には、

とてつもないご褒美が懸かっている

…まぁ、楽しみにし過ぎた結果

寝坊したんだけど…。

魚住「仙道、すぐに試合開始だ、アップをする暇はないぞ。」

仙道「大丈夫ですよ、魚住さん…走って来たから。」

サクッと着替え、

ベンチから立ち上がり

コートへと進んだ

仙道「さ、行こーか。」

「「「おおっ！！」」」

・

仙道「！……、はは…かわいいなぁ…。」

ふと、声が聞こえたと思い

2階へと目を向けると

友達2人に手を取られ、

完全に操り人形状態の

Aちゃんがいた

恥ずかしそうな、

でも楽しそうな表情のAちゃんが

もう…可愛くて可愛くて…。

嬉しくなって手を振り返すも、

リアクションをするのは、

横にいる2人…。

当の本人は目が合ったことに

ビックリしたのか、

そこに立ち尽くしている

仙道「(まぁいい……見ててよ。)」

桜木「……。」

仙道「………ん…？」

なんだ？

この赤いの…。

…うわ、

ものすごい目付きだ…。

去年はいなかったな…

てことは、1年か？

桜木「秘密兵器の桜木だ。

センドー、

おめーは俺が倒す！」

仙道「、………よろしく。笑」