✣ ページ14
「ナイシュー!ナイスパス!」
「Aちゃん、貫禄えぐすぎ!笑」
『はいはいありがとうありがとう。笑笑』
「この調子でディフェンス行こ!」
ゴール下で声を出してくれたおかげで
パスが出せた
そして、その子がそのまま
シュートを決めてくれて先制
「ディフェンス…。」
『大丈夫、積極的にボールに触ってこ。』
体格差の違いで、
女子は男子に比べて
豪快な技を決めることは少ない
そのため必ずゴール下…
それも、初心者が集まる
授業のバスケなんかは特に
距離感が分からず、
ありえない近さまで進んでくる
「え…えぇっと…」
「こっちこっち!!」
ダメだよ、
運動が苦手な子なんだから、
もっと近くでもらってあげないと…
パンッ!!
「ナイスカット7番!!」
先生「さすがだな…。苦笑」
『……、はぁ…っ…』
「Aちゃんそのまま行けるよ!」
おっと、
流石にゴール下に1人いるのか…
それなら…
キュッ
スッ…
「え…!?」
スパッ…
「すっごーい!ほぼほぼ3Pじゃん!」
「先生〜、おまけで3点にしてよ〜!」
先生「ダメだ、佐藤の意志で線の中に入ったんだ。」
「えっ、そーなの?」
『うん、スリーは打ったことないから…。苦笑』
「相田くんにでも教えてもらいなよ〜。笑」
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作者名:s_m_ | 作成日時:2022年4月13日 1時