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そんな風に言われたら、
なんも言い返されへんやんか。
「それよりもう離して」
俺の胸押して、逃げようとしてる。
なんで逃げるんか分かれへん。
俺は、このまま抱き合いたいのに。
「嫌」
短く答えて、
不意打ちにキスしたる。
舌差し入れて、
お互いを感じながら、
ブラウスの肩を落としてく。
色っぽいレースの下着がのぞいてる。
嫌でも加速度的に盛り上がってんのに。
Aが、
うまいこと、キスをかわすねん。
「逃げんなや」
「待ってて。
先にシャワー浴びたいから・・・」
乱れたブラウス直しもせずに、
そんなん、しどけない顔で言う。
うわあ。
ヤバい・・・
「待ってる」
軽く抱き寄せて、
余裕あるふりでそう言うたけど。
ほんまはもう一秒でもはよこいつが欲しい・・・
結局、待ちきれへんかって。
俺もシャワーに戻ってん。
そこで、当然のごとく。
・・・やらしいこと、
あれもこれも、
最後までしてもうた。
Aは終わってからも、
ベッドに座って、ぼんやりしてて。
「酸欠で死ぬとこだった・・・」
はあってため息ついてる。
まだ部屋着は着てなくて、
ぼんやりしてて・・・
放心してるみたいで、
自分が裸なこと、
意識にないみたいやから、
俺としてはラッキーや。
「死んでないから大丈夫や。
A、めっちゃ興奮してたやん」
そう見えてんけど?
「そんな事ない。
絶対ないからっ」
恥ずかしいんか、めっちゃ怒ってる。
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十子(プロフ) - 初めまして!いつもドキドキしながら読ませて頂いてます!話の流れがわかり易くて大好きなお話なので、更新をいつも楽しみにしています。そして先程パスワードを打ってみようと思ったら、間違えてこちらに送ってしまいました…失礼をしてしまい、申し訳ありません。 (2017年7月1日 17時) (レス) id: 627cc1c6e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:fool x他1人 | 作成日時:2017年6月20日 10時