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「ヤスくん、待ってたよ。
どうぞ」
奥にずれて、ヤスくんに隣に座ってもらう。
今日は私服で、
スーツの時よりさらに派手派手。
靴下までカラフル。
「ヤスくんて、すごいカッコしてるね」
つい正直な感想述べちゃった。
「そお？」
照れた顔。
褒め言葉と認識されたみたい。
確かにね、よく似合う。
オークラは親友が駆けつけてくれた割に、
言葉少な。
まだ怒ってんのかな？
目を合わせるの怖くて、
顔見られないから、確かめようがない。
食べ物が次々に運ばれてきた。
「頼み過ぎちゃったから、
ヤスくん、食べてよ」
取り皿に取り分けて、
一応、オークラの分も小皿に移してみる。
ちらって見たら、もう怒ってる感じはない。
ほっとした。
オークラ、無言で食べ始めた。
食べるというか、頬張るというか。
食べてるオークラはとても可愛い。
鬼から、クマの子に変わるの。
「ほんまや。
この揚げ出し豆腐、めっちゃうまいな。
事務所からそんな遠いことないのに、
初めて来たわ。
二人はよう来るん？」
ヤスくんが感動してる。
「最近は全然やな」
私の代わりにオークラが答えた。
「そうなん？
ええ店やん。
またみんなで来ようや」
ヤスくんはすごく気に入ったみたい。
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miho(プロフ) - どのお話も面白くて毎回楽しみにしてます！次が早く読みたいです! (2017年6月10日 10時) (
レス) id: 042562a3bb (このIDを非表示/違反報告)
^o^(プロフ) - 亮ちゃんの方も読ませていただきましたが、すごいお話に引き込まれました！続きが楽しみで楽しみで！更新楽しみに待ってます。 (2017年6月7日 18時) (レス) id: 19303c9d1e (このIDを非表示/違反報告)
クララ - この先がドキドキです♪更新楽しみに待ってます(о´∀`о) (2017年6月3日 3時) (レス) id: c896e42c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2017年5月30日 15時
