2度目の死刑 ページ21
▹▸
優吾「…ほんとに、ごめんなさい」
樹「死刑」
優吾「また？」
ジェシー「俺は手ぇ出しませーん、みたいな感じだったじゃん」
優吾「…だから、寝ぼけてたの！」
朝の出来事を慎太郎さんがみんなに話すと、ものすごいバッシングが高地さんに送られる
北斗「ごめん。樹に行かせればよかった」
「ううん、慎太郎さんが来てくれたし、何もされてないから大丈夫」
慎太郎「俺があの時起きなきゃやばかったけどね？
こーちも寝ぼけると何するかわからないな〜」
樹さんが作った卵焼きトーストをかじりながらみんなで高地さんをいじる
いつもと同じように、高地さんはニコニコ笑って
ごめん、と繰り返した
「もういいですよ、高地さん
私そろそろ行かなくちゃ」
樹「あ、もうこんな時間じゃん！
じゃ、俺はAちゃんを送ってきまーす！」
ジェシー「うわっ、ムカつく〜！」
北斗「行ってらっしゃい」
苦笑いで私を見つめる高地さんは
何かを呟いていた
何を、言っていたのかな
▹▸
樹side
「Aちゃんさ、本当の家はどこ？」
『家は、ここから20分くらいのとこ』
「え、じゃああの超でっかい家知ってる？」
助手席にのっている彼女は
俺の言葉を聞いてわかりやすく焦り出す
そして
知らない、と小さな声で呟いた
「そっかぁ〜、あの家って有名なホテルの経営者が住んでるらしいよ？」
『…すごいね。私の家は
ほんとに平凡』
彼女は、本当はお金持ちなんじゃないのか
最近そう思い始めた
だって、もう服装とか持ってるものとか
お嬢様！って感じだし…
だからあの家が元の家かな？って思ったけれど
、彼女は違うと首を振る
クリクリの目は不安そうに揺れていた
▹▸
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1653人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひめくん - 音さん» コメント、ご指摘ありがとうございます！返信遅くなってしまったこと、そしてミスが多くて申し訳ございません。全て直せたと思います！本当にありがとうございました！ (2020年5月10日 23時) (
レス) id: cfcabd81f0 (このIDを非表示/違反報告)
ひめくん - ゆとりさん» コメントありがとうございます！そして返信、遅くなってしまい申し訳ございません。とっても嬉しいです。間違い直しておきました、ありがとうございます！ (2020年5月10日 23時) (レス) id: cfcabd81f0 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2020年3月2日 22時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 傷つかない方法のここの台詞 北斗「まだ、あの2年残ってる。 考えれば、○○←名前が助かる方法が見つかるはず」 これ正しくはまだあと2年ではないんでしょうか？ (2020年3月2日 22時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
音 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 変わる心情のここの部分 まだ1ヶも一緒にいない人達なのに 信頼してる これ月が抜けてませんか？ 正しくは1 ヶ月ではないんでしょうか？ (2020年3月2日 21時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひめくん | 作成日時：2019年6月1日 14時
