story.37 ページ39
いやぁ、そろそろかな？
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今日は何故か早く目が覚めてしまった
まだ空も暗いまま
私は扉を開けてベランダへ出る
「はぁ...」
と息を吐くと白い息が宙を舞う
空を見上げると綺麗な満月が私を照らしていた
「もう卒業...か...」
気づくと私の目には涙が流れていた
「あれっ...？なんで...涙なんか...」
色々な思い出が蘇る
夢ノ咲学院の皆と会えたこと
クラスで過ごした日々
ユニット毎のプロデュース
イベントの運営
みんなの笑顔
泉との思い出
「皆と...離れたくないっ...このままフィレンツェに帰るなんて...」
私は強く目を擦るが涙が溢れて止まらない
「寂しいよ...」
その時方にカーディガンが掛けたられた
日和「もう、こんな夜中に外に出るんじゃないね！風邪を引いちゃうね！」
それは日和兄の物だった
「日和兄...」
日和「僕の可愛いAちゃん、泣く顔は好きじゃないね？だからね、笑って笑って♪それがいい日和！」
「ふふっ、いつもありがとう...お兄ちゃん♪」
私は日和兄を抱きしめる
日和「やけに今日は素直だね？でもそんな所も可愛いねっ♪よしよしっ」
日和兄に甘えるのも今日が最後
明日には準備をしないといけない
日和「辛くなったら戻っておいでね」
「え？」
日和「君は僕の大事な妹なんだからね？いつでも歓迎するね！」
「うぅっ...本当はねっ...皆と離れるのが寂しいの...泉とは一緒に居られるけどねっ...わがままなのに...」
日和「ちゃんと正直に言えてえらいね、でもそれはわがままじゃないね？だってそう思えるのはAちゃんがちゃんと良い日々を過ごしてきた証拠だからね、少しは夢ノ咲学院を見直したね♪」
「私の...大切な日々のおかげで今がある...」
日和「Aがそんな風に思えるようになってお兄ちゃんは嬉しいね！」
「今までありがとう、お兄ちゃん」
日和「きゅ、急に改まっちゃったね？」
「私お兄ちゃんがいなかったら今の幸せを掴むことは出来なかったと思うの。だからね、ちゃんと感謝の気持ちを伝えたくて」
日和「ぐすん...感動だねっ...」
「明日はお互いに幸せな卒業式にしようね？」
日和「そうだね...それがいい日和！」
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恋桃(プロフ) - みくさん» おぉ！みくちん！ ありがとう(●´▽`●) (2020年1月18日 22時) (
レス) id: 67cf81c6cd (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - にんじんだよ☆ 途中できずいちゃったね☆ めちゃくちゃいいお話だった!! 感動をありがとう!!!!!! (2020年1月18日 22時) (レス) id: 76f5942595 (このIDを非表示/違反報告)
恋桃(プロフ) - 十六夜 桜さん» 読んでいただけて有難いです。かしたらもしかすると続編あるかもですね笑遅めのサンタさんからの贈り物 (2019年12月27日 16時) (レス) id: 67cf81c6cd (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - もう、終わってしまうとは………悲しいです。 (2019年12月27日 11時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
恋桃(プロフ) - 瀬永ゆうさん» 瀬永ゆうさん初コメありがとうございます^^*とっても嬉しいです！ありがとうございます(*´∀｀*)これからも瀬名を可愛く、かっこよく書けるように頑張りますのでご支援とご伝達の程よろしくお願い致します！ (2019年12月17日 18時) (レス) id: 3118ade50d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桃 | 作成日時：2019年12月11日 17時
