食堂 ページ12
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スバルくん達と話して、今日のお昼は食堂で食べることになった。
どこか4人席が空いてないかな。
と、4人席が連なっているスペースを見渡す。
「あ！A先輩だ！」
「隣に生徒会長もいるぞ。おい、明星！近づくな！」
「明星くん話しかけないで！！」
「こんにちはー！二人もここでご飯食べてるの？俺達もなんだ〜！！」
「「あぁぁぁぁ…！！！」」
北斗くんと真くんはどんだけあの二人が嫌なの？
近づくな、話しかけるなって…。
まぁ確かに面倒くさいけど、主に会長が。
『四人で食べるの？』
「あ、はい。A先輩と会長はお二人ですか？」
『うん。4人席じゃなくてもよかったんだけど、何故か譲ってくれてね？』
それは会長がいるからでしょう。
A先輩に執着してばかりの愛が重すぎる会長でも一応このアイドル科のトップで皇帝と呼ばれているんですから。
「A先輩、ここでも仕事しているんですか？」
『うん。私はもう食べ終わってるんだけど、いつも英智が仕事の邪魔してくるから…』
会長が食事している間に仕事を終わらせたいと、そういうことですか。
会長、どれだけ先輩の邪魔してるんだろう。
「Aは仕事なんてしなくても僕の隣にいてくれれば生涯楽に生きていけるのにね…」
『社会に出た時苦労するんだよ、私が』
「そうだね。君が僕の妻になった時、仕事も何もしていませんとなればバカにされるかもしれない…。まぁAをバカにしたら放っておきはしないのだけれど」
真くんがぼそっと怖い…と呟いた。
まず結婚すること前提で話しているのも怖いし、A先輩のためなら何でもする、みたいな姿勢も怖い。
『妻とかよく分かんないけど、この四人に席譲ってあげよう？行こ、英智』
「あ、ありがとうございます！」
A先輩と会長が少し微笑んで、その場を後にした。
あぁいう去り方をするところは似ている。
夫婦になると意外といいのかもしれないと思ったが、口には出さないことにした。
あくまでもA先輩の気持ちが一番なので。
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クロネ - ゆっくりでいいので更新をお願いしますっ！ (2020年1月15日 18時) (
レス) id: 0de33d99d1 (このIDを非表示/違反報告)
宍戸(プロフ) - 要さん» 要さんありがとうございます。最近リアルが忙しくなかなか更新出来ない日が続いていましたがそんなお言葉を言っていただけて嬉しいです…！(^^) (2019年11月26日 22時) (レス) id: 29281c3049 (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - 待ってました。更新してくれてありがとうございます。 (2019年11月26日 21時) (レス) id: 9c2ab0c7d9 (このIDを非表示/違反報告)
宍戸(プロフ) - 漣日和さん» ありがとうございます。そうですね、私もゆっくり続きを書いていこうと思います^^* (2019年10月5日 19時) (レス) id: 29281c3049 (このIDを非表示/違反報告)
宍戸(プロフ) - 柑菜さん» ありがとうございます。そう言ってもらえてとてもうれしいです！ (2019年10月5日 19時) (レス) id: 29281c3049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宍戸 | 作成日時：2018年8月1日 18時
