北人side ページ42
へえ、、、なるほどね。
Aちゃんがどういう人間なのか、やっとわかった
ある程度は調べてもらってたけど、まさかホントだとは。
Aちゃんの目の前で崩れ落ちる壱馬。
だろうな笑笑だってアレだけのことをしたんだから。
ま、もうこれで壱馬には可能性はゼロってことで笑笑
今度こそは力ずくでもらうね？
Aちゃんを。
北「やっぱりホントだったんだねー」
？「まあ、オレも夜の街で働いてるホストですから笑」
北「どーやって手に入れよっかなぁ。」
？「北人さん。性悪でてますよ笑」
北「別にいいっしょ。バレなきゃいいんだし。てかオレのホントの性格だから変えようなくね？」
？「ま、別にオレも価値観同じなんでわかりますよ笑」
北「さっすが笑本当によく出来るよね。最高の弟持ったわ」
？「そんなこと言っていただけるなんて笑ま、いつでも言ってくださいよ笑」
北「じゃ、また頼んだよ。樹」
樹「ふっ笑、はーい」
壱馬は知らないだろ？
ま、誰も知らないだろう。
オレがAちゃんを好きなこと。
Aちゃんの事を、、、、
壱馬と付き合う前からずっとずっと好きだったこと。
実は、向こうは何も知らないだろうけど、
オレはAちゃんの事が、壱馬がAちゃんと付き合う前からずっと好きだった。
一目惚れだった。
でも、、、壱馬に取られた。奪われた。
死ぬほど悔しくて、許せなかった。
いつか絶対Aちゃんを取り返す。
絶対俺のモノにしてやる。
そう思いながら毎日を過ごしてきた。
カフェをオープンするという自分の夢が叶うと同時に、
Aちゃんにも出会うことができた。
あぁ、本当に可愛い。欲しい。
会う度に欲がどんどん増していく。
壱馬とAちゃんが別れたのをいいことに、オレはAちゃんにアタックし始めた。
色んな事を壱馬から聞いた。壱馬はブチ切れながら言ってたけどオレには好都合。
だって、やっとモノにできるチャンスが出来たんだから
オレの価値観や性格の悪さを全部知った上で一緒にいてくれてる樹には感謝しかない。
ちなみに樹はとあるホストクラブのNO.1
だから夜の街については何でも知ってる
だからAがどういう人なのか、
どんな仕事をしてるのか
全て情報提供してもらった。
あとは、ちょっとずつ、怪しまれないよう
近づいて、堕ちてもらう。
早く堕ちてよ。
俺の元へ。
(すみません！北人くん腹黒なキャラにしちゃってますm(_ _)m)
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作者名：はるのすけ | 作成日時：2020年9月29日 18時
