(名前)side ページ28
まさか、あんな言い方されるなんて思ってもいなかった。
ただ、その場に立ち尽くすしかなくなった。
当たり前のように通り過ぎていく人達の中で
抜け殻のように立ち尽くしている私。
さっきのシーンが目に浮かぶ。
女の子、、、もしかして、私以外にできた好きな人？
そう思った瞬間、心が鋭利な刃物で傷つけられたかのように痛くなった。
ははっ笑
私好きなんじゃん。
でも、もうどうしようもない。
あ、そうだ。今日バイトだった。
翔吾への想いを誤魔化すように心の中で思った
「Aちゃーん！これ手伝って！！」
『あ、はーい！』
先輩からの頼み事や、接客、何から何まで忙しい
気づけば翔吾のことなんてすっかり忘れてた
なんか、こっちの方が楽かも笑
そう思ってしまうくらい。
「Aちゃんあのさ、」
『はい！何でしょう？』
「この後一緒に帰らない？」
『え、あ、いいですよ。』
この後起こる出来事に一切気づかなかった。
先輩と歩く帰り道
他愛ない話をしながら、歩く。
「あ、せっかくだから家まで送るよ？」
『あ！いえ！大丈夫です。』
「いやいや笑今夜中だよ？襲われるよ？」
『大丈夫ですよ笑私の事襲う人誰もいませんって笑』
「へー笑、、、、、、んじゃ、」
そう言って私に抱きついてきた。
抱きしめられている時とは違う、、、
気持ち悪くなって引きはがそうとしても全然離れない
『や、、、やめて、、、』
「んー？無理だよ笑、、はぁっ、、やっと、、やっと触れれた。」
『い、嫌だ、、嫌です！！やめて！』
「今更離すわけねぇだろ。ずーっと触れたかったんだ。はぁ、想像通り、体凄く柔らかいね、、、」
『嫌！！だれ、か！助けて』
「そんなに叫んでも無駄だと思うけど？ここどこだと思ってんの？倉庫の裏だよ？」
もういっその事諦めようかな
はぁ、、何でこんな嫌な事ばっかり続くんだろ、、
もう、終わった。
そう思って目をつぶろうとした。
ｳﾞｩ 、ｸﾞﾙｯ
どこからか、低い唸り声が聞こえてきた
チラッと見ると、真っ暗な暗闇に物陰が見えた
先輩は気づいてないのか私を触り続ける。
暗闇の中に光る銀色の目。
あれは、、、、狼？
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senachan(プロフ) - ゆんさん» 安心して下さい。(。-∀-)ちょっとですね、、面白い展開を考えておりますので、更新お待ちください。頑張ります！ (2020年4月22日 7時) (
レス) id: 1337adb843 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - しょご半年経ったら帰っちゃうの…？しょごロスが起きちゃう… (2020年4月20日 23時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 最高です！ (2020年4月11日 20時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - senachanさん» うわ、読んで下さってたんですね！本当に作者様の作品は面白くて！！！ (2020年4月11日 20時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - このお話初めて読ませてもらったんですけど感動ですね…続きが楽しみです！ (2020年4月7日 7時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるのすけ | 作成日時：2020年3月30日 21時
