扉の向こうへ ページ21
そして扉を開けた。
オレはしょごから岩谷翔吾という人間になった。
オレは一応大学生で、ありがたいことにAと同じサークル。
あとはどう近づくか、、、
あと涼太に言われた意味もわかった。
めっちゃモテる。色んな人から告られるけど、オレはAにしか興味ないから。
あ、、いた。
久々に見るAの顔。
数年前とは違ってとても垢抜けていた。
黒かった髪は茶色になっていた。
あの頃はいつも髪のことで悩んでたのに。
今じゃめっちゃツヤツヤやん。
肌もスベスベ。
ファッションも大学の雰囲気に合った可愛らしい格好
そこら辺の女とは違うわ。
とりあえず、目の前で筆箱落としてみるとかから始めるか。
この作戦の為に、Aが大好きなアーティストのポーチを買った。
「あ、すみません。」
『あ、大丈夫ですよ！』
そう言いながら拾ってくれる。
やっぱり容姿は変わっても、あの時の優しさは変わらない。
『もしかして、このアーティストさん好きなんですか？』
「あ、はい！、、もしかしてあなたも？」
『はい！大ファンなんです！』
そこから名前を聞いて、人間界でいう
友達ってやつになった。
まさかこんなに上手くいくとは。
あと、晴美っていう女の子にも出会った。
彼女も、オレと同じように人間界に戻ってきた内の1人だった。
晴美は手助けしてくれた。
ホンマにありがたいわ。
そこから沢山Aと仲良くなった。
晴「翔吾は、亜嵐って人に何か聞いた？」
「亜嵐、、？誰やねんそれ。オレは北人ってやつと涼太ってやつとしか会ってないんやけど。」
晴「私もその名前初めて聞いた。あのさ翔吾。この世界にいつまでも居れる訳じゃない。」
「は、、何それ」
晴「聞いてないの？めっちゃ大事な話だよ」
晴「飼い主を見つけて恩返ししてっていう事ができるのは、半年しかないの。」
は、、、
半年？
半年しかオレAとおれんの？
嫌や。そんなん。絶対嫌や。
「そんなん嫌や。」
晴「仕方ないよ。天からの運命なんだから。」
「ええわ。半年以内やろ？楽勝やわ。1ヶ月で近づいたるわ」
そして、サークルの皆で遊びに行く日になった。
Aは大はしゃぎで海で泳いだり、BBQで肉を食べていた。
その姿を見てオレは安心した。
あの時みたいにならんで良かったなぁ。
Aには誰にも話せない過去がある。
家に帰って来る度に泣きじゃくって、オレにすがっていた。
ちょっと1歩前進してみるか。
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senachan(プロフ) - ゆんさん» 安心して下さい。(。-∀-)ちょっとですね、、面白い展開を考えておりますので、更新お待ちください。頑張ります！ (2020年4月22日 7時) (
レス) id: 1337adb843 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - しょご半年経ったら帰っちゃうの…？しょごロスが起きちゃう… (2020年4月20日 23時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 最高です！ (2020年4月11日 20時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - senachanさん» うわ、読んで下さってたんですね！本当に作者様の作品は面白くて！！！ (2020年4月11日 20時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - このお話初めて読ませてもらったんですけど感動ですね…続きが楽しみです！ (2020年4月7日 7時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるのすけ | 作成日時：2020年3月30日 21時
