続き ページ11
翔吾side
あのまま何も出来ずに、そのまま家路についた。
オレみたいに愛される者もいれば、晴美のように愛情を1ミリも注がれない者もいる。
ああ、現実って最悪なんだな。
だから今でも殺される数が多いんだ
憂鬱な気持ちで道を歩いてると、、
『あ、翔吾。』
「A」
『どーしたの？こんな所で』
「お前こそどーしたんだよ。」
『散歩してるの。この間言ってた犬、覚えてる？』
「うん。」
『今日、その子の命日なんだ。』
「そ、そうなんだ。」
『なんか、ここ歩くといつも会える気がするんだよねー笑』
「いつかは会えるんじゃない笑？」
『そうかな？でも、そうだといいな、』
しばらく2人で話しながら歩いてると、どこからが子犬の鳴き声がした。
『なんか今聞こえたよね』
「うん。」
『気のせいかな、って、、え、』
「どしたん？」
Aは急に走り出した。
草むらの中から1箱のダンボールを取り出した
『翔吾。これ、、、』
中には震えてる今にも死にかけそうな子犬がいた。
『すぐに、病院連れていかないと、、』
「お、おう。」
in病院
先生「うん。ホントに危ない所でしたが、一命は取り留めました。」
「よかったぁ、、」
『よかったねぇ』
そう言いながら、優しく子犬の頭を撫でるA
あの時も、そうだったよな。
「んで、この子どうするん？」
『、、、。飼えない。』
「なんで？」
『しょごの事、思い出しそう。』
「しょご、、？」
『あ、犬の名前。私が飼っていた。』
「あーね。」
『この子にはホントに申し訳ないけど、警察に連れて行って、何とかしてもらうしかない。』
「そうやな。オレも、飼えないし」
そうして警察に届けた。
警察から出ると、雨がザーザ降っていた
あ、ヤバい傘ない
Aも同様の事を思っているのか考え込んでる様子
『翔吾。』
「ん？」
『翔吾ん家って、こっから遠いよね』
「うん。1時間半はかかるわ」
『また、、家くる？』
「え、いいん？」
『こんな雨だし。雨宿りして行きなよ』
「マジで！？ホンマにありがとう！！」
『よし。こーなったら、、』
「こーなったら？」
『ダッシュして帰るぞ。』
そうして2人でダッシュしてAの家に入り込んだ
ダッシュしたとはいえ、2人ともビシャビシャに。
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senachan(プロフ) - ゆんさん» 安心して下さい。(。-∀-)ちょっとですね、、面白い展開を考えておりますので、更新お待ちください。頑張ります！ (2020年4月22日 7時) (
レス) id: 1337adb843 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - しょご半年経ったら帰っちゃうの…？しょごロスが起きちゃう… (2020年4月20日 23時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - 最高です！ (2020年4月11日 20時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - senachanさん» うわ、読んで下さってたんですね！本当に作者様の作品は面白くて！！！ (2020年4月11日 20時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - このお話初めて読ませてもらったんですけど感動ですね…続きが楽しみです！ (2020年4月7日 7時) (レス) id: a8e0c095c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるのすけ | 作成日時：2020年3月30日 21時
