謎めいた少女 ページ42
壱馬side
やっぱり、な。
オレの中で一瞬で殺意が沸いた。
お前は、そいつの何を知ってんだよ
気づけば手を出していた。
ふとAちゃんを見ると、
凄く切なそうな顔をしていた。
怖かった、、よな。
さっきまであんな陽気に話してた人が急に人格変わったようなもんだからな。
ごめんな。ただ、助けてあげたかっただけなんやで。
『ごめんなさい。』
そう言いながら震えてた。
『安心しました。助けてくれてありがとうございました。』
安心するように、優しく背中を撫でる。
そうするとなぜかポロポロ大粒の涙をこぼし始めた
「怖かった？なんかされた？」
『ち、違うっ、、んです。』
「ん？どした？」
『もう、どうすればいいのかわからない。』
「えっ、、、、」
『すみません。もう、帰ります。』
「んなら、俺も帰るわ。ちょっと飲みすぎたし、明日早いから。」
とりあえず戻ってキャストさんと別れた。
マネに車出してもらってそこから2人で帰った。
ちなみにマネはオレがAちゃんの事好きなのを知っている。
「大丈夫か？帰れる？」
『壱馬さんって、明日早いんですか？』
「ごめん。嘘ついた。俺明日予定ない。」
『相談があるんです。聞いてもらっても大丈夫ですか？』
「全然ええよ。」
『どこで、話しますか？』
えー、、、オレの家、、いや、いかんわ。
マネ「実はさ、オレのマンションに屋上があるんだけど、そこでもいいなら連れてってあげるよ？」
「いいんですか？」マネ「おう。」
めっちゃ感謝。
とりあえず連れてきてもらって、屋上に2人で行った
「んで、どしたん？」
『、、、壱馬さんは、あの噂、ききましたか？』
「あの噂？」
『私の目が赤いってこと、、』
「、、、、少しだけきいた。」
『私生まれつきこんな体で、ずっと隠してました。』
「うん。」
『怖かった。周りにバレて、差別されるの、虐められるのが。だから壱馬さんが赤い目のこときいた時、あ、もう終わったって思いました。でも壱馬さんは何も聞いてないフリをしてずっと私に話しかけてくれて、』
『とても嬉しかったんです。だから、壱馬さんに、この事相談しようと思って、』
「うん。」
『私、今薬のんでて、特別な病気とかそういうのではないけど、でも副作用が体におきるんです。少し前に、壱馬さん私に髪染めた？って聞きましたよね。』
『あれ、じつは知らないうちに髪の毛が金髪になってたんです。』
「え、、、、」
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senachan(プロフ) - 吉 野 み ゆさん» 有難うございます！ (2020年4月22日 7時) (
レス) id: 1337adb843 (このIDを非表示/違反報告)
吉 野 み ゆ - 最後めっちゃドキドキなりました!!!!次の作品楽しみにしてます！ (2020年4月21日 21時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - senachanさん» 絶対読みます！ (2020年4月1日 18時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
senachan(プロフ) - ひなさん» 次回作、出来上がりました！翔吾くんのお話です。Repaymentという題名です。是非そちらも読んでみてください！ (2020年4月1日 7時) (レス) id: 27ad05f2bf (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 完結、おめでとうございます！とても、面白かったです！次回作も楽しみにしてます！ (2020年3月31日 19時) (レス) id: 1700360fa8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるのすけ | 作成日時：2020年3月4日 16時
